目黒清掃工場施設の続きです。
ごみバンカに集まったごみは
クレーンによって焼却炉に投入されます。
 


焼却炉の中は800℃以上の高温で

24時間稼働しているのだそうです!!


高音で焼却して完全燃焼させることにより
ダイオキシンの発生をおさえることになります。
こうしてごみは灰になり
 衛生的に保たれます。
 

焼却炉の中の疑似体験もできます。

温風も感じてリアルです!

 

その後、焼却灰は

最初のゴミの1/20になるそうです!

 

 

 上の写真の灰は

この後埋立処分場に運ばれます。

一部はセメントの原料にもなるのだそうです。

 

排ガス処理設備も見学できます。

そして「ろ過式集じん器」のフィルターを
廊下の床のトリックアートで

その大きさや本数を確認できます。

  

 

ろ過式集じん器

 

下の写真は蒸気タービン発電機。
 

目黒工場の発電能力は21,500kWだそうです。
その電力は清掃工場を

稼働させる機器に使用し、

売電もしています。
高温水は近くの公共施設でも

利用しているそうです。

目黒清掃工場では排ガス処理設備など

様々な工程を経ているため

煙突から煙が見えることは

ほどんどないそうです。

 

また工場と住宅の間の
緩衝緑地は木々植えられ、

遊具もあり、近隣の人たちの

憩いの場となっています。

 

目黒清掃工場でも
不適正ゴミについてお話がありました。
金属やビデオデッキなどを

燃えるゴミと一緒に捨てられてしまい。
燃え残った針金などで機械が

故障することがあります。
故障すると修理に莫大なお金がかかり、
またその間、清掃工場は稼働できないため
他の清掃工場に受入れをお願いするなど

とにかく大変なのだそうです!!

渋谷清掃工場でも同様の

ことを言っていました!!

 

そしてこんなにハイテク技術で

収集したごみが小さな灰になるとはいえ、

埋立地は限りがあります。
ゴミを出さないよう

リサイクル、リユースなど

実行していかないと!


これで目黒清掃工場についてのブログは

おしまいです。

清掃工場がここにあったのね、

と思ってしまうほど、

環境にしっかり配慮され、

近隣にも溶け込んでいた

工場でした。

 

目黒清掃工場も一般の方向けの

工場見学も行ってるそうです!


今日も最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。