昨日の続き、渋谷で開催された
中学生のシリコンバレー研修報告会について、

今日はアプリ開発についてです。

 

生徒たちは「アイディアソン」という手法で

メンターにサポートしてもらいながら

アイディアを出しまとめていったそうです。
 「アイディアソン」とは

アイディアとマラソンを掛け合わせた造語で
良質なアイデアを出すための手法なんだそうです。

そして今回4つのアプリの発表がありました!
子どもたちが捉える現代社会における課題、

解決に導くための提案、
着眼点など頷けるものばかりでした。

製品化につながればいいなぁと思いました。

〇健康診断アプリ

自殺率の増加、少子高齢化などが現代社会の課題である。
そしてヒアリングをしていくなかで、健康の大切さに気づいたそうです。
そこで

健康でいられるために
健康診断を定期的に受けるられるよう、

健康診断を受けやすくするアプリを開発しました。

全国の病院でどのような健診を行っているか調べて予約ができ、
広告収入により保険料の割引もでき、
予約すると勤務先にも通知されるので、職場での手続きが簡素化、
また自身にとって最適な健診のプログラムが受けられる
というアプリでした。

〇エコへの取組み後押しアプリ
エネルギーについて調べていくと
各自による節電など、
ちょっとした行動が重要だと気づきました。
そこで、モンスターによるゲーム感覚で

みんながエコへの取組みを

楽しんでできるアプリを開発しました。

スマホから遠隔で節電が確認できるようにするなど

工夫をしています。

〇Refresh my life
貧困問題など様々な問題は

環境を変えることにより解消されるのでは!

という思いから開発されました。

手軽で便利な旅行を提案し、

新たな視点の提供を通じ不満を解決したい。

世界のビックマックの値段を比較した

ビックマック指数を提示しながらのプレゼンは

説得力があり、新鮮なアイディアでした。

・Trash Dash
温暖化、森林伐採、大気汚染など様々な環境問題がある中で、
地球環境をよくするために身近にできることとして

町のゴミポイ捨ての改善をテーマに

インタビューをし、町をきれいにする工夫をアプリにしました。

ゴミの種類まで示したゴミ箱がどこにあるか地図に示し、

さらにバーコードをスキャンすると

どこのゴミをどこに捨てたらよいかが

わかるというアプリです。

渋谷駅周辺の地図をゴミ箱の位置が示されており、

地球にやさしいアプリでした。

 

発表された4つのアプリは
デザインやキャラクターなど、工夫されていて、

どれも思わず使いたくなるようなアプリでした。

 

今回のシリコンバレー研修、
英語を使ってインタビューすることにより
積極的にコミュニケーションを取ることの大切さを肌で学び、
また同じ日本人が現地で活躍している姿を見て
大いに刺激を受けたようです。
将来の夢や希望にも活かしていきたいと言っていました。
 
みんなのプレゼンテーションは堂々として
素晴らしく、きっとたくさんのものを
学んできたんだなぁと思いました。
 
会場には以前、この研修に参加したという
高校生、大学生も来て、生徒たちのプレゼンテーションを
真剣に聞いていました。

新学期には各学校で報告会を実施するそうです。
ぜひ今回の学びをみんなにも感じてもらいたいです。
 
今日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。