日曜日、東北新幹線で父の施設から戻ってきました。

 

一緒に行った兄はこの後東海道新幹線に乗って

自宅に帰って行きました。

 

 

なんとこの日、東海道新幹線は停電による影響で

4時間半の停止。

兄が自宅に戻ったのは午前1時だったそうです。

おつかれさまでした。

 

新幹線の運転見合わせのニュースを見ながら

思い出したことがありました。

 

それは子どもの頃、

当時、夏休みになると岡山の祖母の家で

過ごしていました。

その時は小学5年生くらいだったか、
なぜか一人で新幹線に乗って岡山まで行くことになりました。

東京駅まで親が見送りに来てくれて

岡山駅に親戚が迎えに来てくれる

ということなので、
私は新幹線に乗っていればよいというわけです。

 

見送りに来た親は
私が新幹線の座席に座ったのを確認、

新幹線は動き出しました。

その後、名古屋に着く前くらいだったか

天候による影響で

停止してしまいました。

 

そのうち車内販売のお弁当や飲み物も売り切れてしまい

エアコンも止まってしまい

新幹線はその場所に停車し動く気配もありません。

 

携帯電話の無い時代、

車内にいた大人たちは落ち着かない様子でした。

 

私はというと、大人たちがざわざわしているのを感じながら

車内放送を聞きながらどうすることもなく

席に座っていました。

 

時々隣に座っていたお姉さんが話しかけてくれたり

いただいた冷凍ミカンを食べて過ごしました。

やっと次の駅に着いたらほとんどの大人たちは降りてしまい

乗り換えていきました。

その当時、私は新幹線を下車して

知らない駅で乗り換えて岡山まで行くという考えすらなく

結局その新幹線に乗り続け、
4時間後くらいに動き出した新幹線は無事に岡山駅まで着きました。

両親や岡山の祖母や親せきは私がどこかの駅で降りてしまわないか

心配していたそうです。

 

新幹線が動いたというのを確認して、迎えに来てくれた

伯父と無事に会うことができました。

 

当時同じ新幹線に乗っていた大人たちは

その後の予定があったため慌てていましたが

子どもの私は特に急ぎの用事は無いし、

新幹線の窓から外の雨の様子を眺めるなど

呑気に過ごしていました。

 

でもこの出来事が教訓になって、新幹線に乗るときは

必ずペットボトルの飲み物とチョコーレートを用意して

乗るようにしています。

 

今はネットで電車が運転を見合わせているときは

他の手段を検索などにより情報を得られるようになったので

便利な世の中になったとはいえ、

それでも多くの人たちがこの日曜日は大変な思いをしたと思います。

みなさまおつかれさまでした。

今日も最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。