「大沢誉志幸」の84年7月発表、3rd「CONFUSION」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源、13年リマスター。

大沢誉志幸3

大沢誉志幸は、東京都出身のロック、AORシンガー。

このアルバムは、2nd「SCOOP」に続く3作目(オリコン年間22位)。
アメリカのパワーステーション・スタジオで外国人ミュージシャンを起用して制作された意欲作。

クレジットが無い曲は、作曲が大沢、作詞が銀色夏生、編曲が大村雅朗。
1曲目「CONFUSION」は、アルバムタイトル曲のロック・ナンバー。大沢の作詞ですが、歌詞に意味はありませんね。
2曲目「そして僕は途方に暮れる」は、5thシングル(オリコン6位)。シングルはこのアルバムからのカットで、アルバム・ヴァージョンより40秒短いです。日清カップヌードルのCMソング。やはり、これが代表曲ですね。曲のアレンジは、ポリスの「見つめていたい(Every Breath You Take)」を下敷きにしている感じがします。
3曲目「雨のタップダンス」は、静かでムーディーな曲。イントロは音が小さ過ぎて、聞こえません。
4曲目「Free wayまで泣くのはやめろ」は、2曲目のシングルB面。シンセサイザーが目立つロック・ナンバー。ギターはエイドリアン・ブリュー。
5曲目「その気×××(mistake)」は、4thシングル(オリコン23位)。シングルはアルバム・ヴァージョンより14秒短いです。ギターのカッティングが目立つダンサブルな曲。資生堂「1984サマー・キャンペーン」イメージソング、ファンデーション「サンフレア」・日焼け止め剤「ヌーダ ブロンズオイル」CMソング。
6曲目「Living Inside」は、ホーンが入ったファンキーな曲。
7曲目「彼女の向こう側」は、サックス入りのAOR。
8曲目「ダーリン小指を立てないで」は、これもブローが効いたサックス・ソロが印象的なロック・ナンバー。
9曲目「BROKEN HEART」は、クールな雰囲気のスローバラード。
10曲目「ウーレイ」は、ストレートなデジタル・ロック・ナンバー。大沢の作詞ですが、曲名の意味は不明です。

作詞の銀色夏生は、ずっと男性だと思っていたら女性でした。リアルタイムで聴いたアルバムなので、懐かしいです。

Youtubeで「そして僕は途方に暮れる」の音源とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 


同じくYoutubeの「その気×××(mistake)」のライヴ映像です。