「マライア・キャリー(Mariah Carey)」の99年11月発表、7th「RAINBOW(Rainbow)」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源。24年6月発売の25周年記念盤、ボートラ

14曲付。

マライアキャリー7

マライア・キャリーは、アメリカの女性シンガー・ソングライター。

このアルバムは、6th「バタフライ(Butterfly)」に続く、7作目(全米2位・全英8位・オリコン2位)。
プロデューサーは、マライア・キャリー、ジャム&ルイス、デイヴィッド・フォスター、ジャーメイン・デュプリほか。

「バタフライ」25周年記念盤、「ミュージック・ボックス(Music Box)」30周年記念盤に続く、アニバーサリー盤ですね。
マライアは、このアルバムをもって、デビュー以来所属したソニー(コロムビア・レコード)から一旦離れます。

1曲目「ハートブレイカー(Heartbreaker)」は、全米1位・全英5位・オリコン37位。ラッパーのジェイ・Zをフィーチャリングした、ほのぼのとした曲。
2曲目「キャント・テイク・ザット・アウェイ(MARIAH'S THEME)(Can't Take That Away(Mariah's Theme))」は、全米ダンス・クラブ・ソングス6位。マライアのテーマというサブタイトルが付いたラブバラード。
3曲目「ブリス(Bliss)」は、イントロとエンディングに小鳥のさえずりが入り、ホイッスル・ボイスも炸裂するスロー・ナンバー。
4曲目「ハウ・マッチ(How Much)」は、男性R&B歌手のアッシャーとのデュエットと、コーラスが複雑に絡むアコースティックな曲。
5曲目「アフター・トゥナイト(After Tonight)」は、枯れた雰囲気のアコースティックギターによる切ないバラード。
6曲目「エックス・ガールフレンド(X-Girlfriend)」は、コーラスを多用したダンサブルな曲。元カノに宣戦布告した現カノの歌。
7曲目「ハートブレイカー (Remix)(Heartbreaker(remix))」は、1曲目のリミックス・ヴァージョン。ラッパーのダ・ブラット、女性ラッパー兼歌手のミッシー・エリオット、DJクルーをフィーチャリングした、ほぼ別な曲。
8曲目「ヴァルナラビリティ(Interlude)(Vulnerability(interlude))」は、美しい歌声の短いインタールード。
9曲目「見つめて欲しい (Album version)(Against All Odds(Take a Look at Me Now))」は、フィル・コリンズのカバー。マライアのソロ・ヴァージョン。アイルランドのウエストライフと共演したシングル・ヴァージョンは、18曲目に収録。「ミュージック・ボックス」の「ウィズアウト・ユー(Without You)」、「デイドリーム(Daydream)」の「オープン・アームズ(Open Arms)」に続く、ロック・バラードのカバー第3弾ですね。相変わらず、良い所を狙って来ます。原曲が素晴らしいので、マライアのカバーも文句の付けようがありません。
10曲目「クライベイビー(Crybaby)」は、全米28位。ヒップホップ歌手のスヌープ・ドッグをフィーチャリングした、ゆったりとした曲。
11曲目「ディド・アイ・ドゥ・ザット?(Did I Do That?)」は、サンプリングのようなラップ入りで、囁くようなコーラスと共に歌い上げる曲。
12曲目「ペタルズ(Petals)」は、イントロで雷鳴と雨音が入るハスキーボイスのスロー・ナンバー。
13曲目「レインボー (Interlude)(Rainbow(interlude))」は、小鳥のさえずりが入った、短いインタールード。アルバム・タイトル曲。
14曲目「サンク・ゴッド・アイ・ファウンド・ユー(Thank God I Found You)」は、全米1位・全英10位。R&B歌手のジョーとボーイ・バンドの98ディグリーズをフィーチャリングした、心温まる曲。

ボーナストラック
15曲目「レインボー・エンズ(Rainbow's End)」は、DJのデイヴィット・モラレスと制作された未発表のディスコ・ナンバー。ボートラ1曲目ですが、本編のラストと言っても遜色ない曲です。曲名もそんな感じですからね。
16曲目「ハウ・マッチ(How Much(So So Def Remix))」は、4曲目の別ヴァージョンで、アッシャーとジャーメイン・デュプリをフィーチャリング。
17曲目「サンク・ゴッド・アイ・ファウンド・ユー(Thank God I Found You(Make It Last Remix)」は、14曲目の別ヴァージョンで、ジョーとラッパーのナズをフィーチャリング。
18曲目「見つめて欲しい (Album version)(Against All Odds(Take a Look at Me Now))」は、アイルランドのウエストライフと共演したシングル・ヴァージョン。全英1位・オリコン78位。
19曲目「ゼア・フォー・ミー(There for Me)」は、このアルバムのアウトテイクで、シングル「「ネヴァー・トゥー・ファー / ヒーロー (Never Too Far/Hero Medley)」B面。
20曲目「サンク・ゴッド・アイ・ファウンド・ユー(Thank God I Found You(Mariah Only Version))」は、14曲目のマライア・ソロヴァージョン。これが一番良いかも。
21曲目「ラヴ・ハングオーヴァー/ハートブレイカー(Love Hangover/Heartbreaker - Live at VH1 Divas 2000)」は、1曲目のライブ・ヴァージョン。前半はダイアナ・ロスのカバー。
22曲目「キャント・テイク・ザット・アウェイ(MARIAH'S THEME)(Can't Take That Away(Mariah's Theme) - Live at VH1 Divas 2000)」は、2曲目のライブ・ヴァージョン。
23曲目「ブリス(Bliss(Acapella))」は、3曲目のアカペラ・ヴァージョン。
24曲目「ゼア・フォー・ミー(There for Me(Acapella))」は、19曲目のアカペラ・ヴァージョン。
25曲目「ハートブレイカー/イフ・ユー・シュッド・エヴァー・ビー・ロンリー(Heartbreaker/If You Should Ever Be Lonely(Junior's Heartbreaker Club Mix))」は、1曲目の別ヴァージョン。後半はアメリカの女性シンガー、ヴァル・ヤングのカバー。
26曲目「キャント・テイク・ザット・アウェイ(MARIAH'S THEME)(Can't Take That Away(Mariah's Theme)(Morales Revival Triumphant Mix)」は、2曲目の別ヴァージョン。
27曲目「見つめて欲しい (Album version)(Against All Odds(Take a Look at Me Now)(Pound Boys Main Mix))」は、9曲目の別ヴァージョン。オリジナルを大幅に改変しています。
28曲目「レインボー・エンズ(Rainbow's End(David Morales Extended Mix))」は、15曲目の別ヴァージョン。このロング・ヴァージョンも良いです。

Youtubeで「ハートブレイカー(Heartbreaker)」のMV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeの「サンク・ゴッド・アイ・ファウンド・ユー(Thank God I Found You)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「キャント・テイク・ザット・アウェイ(MARIAH'S THEME)(Can't Take That Away(Mariah's Theme))」のMV映像とライヴ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「クライベイビー(Crybaby)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「見つめて欲しい(Against All Odds(Take a Look at Me Now))」のMV映像とライヴ映像です。