「椎名林檎」の24年5月発表、「放生会(ほうじょうや)」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源。

椎名林檎7

オリジナル・アルバムとしては、前作「三毒史」以来5年振りとなる、ソロ通算7作目。
既にシングルで発表された5曲+新たな書下ろし8曲の計13曲を収録。
前作が男性ゲストによるデュエット6曲を収録していたのに対し、今作は女性ゲストによるデュエット7曲を収録しています。
また、前作は偶数曲がデュエットだったのに対し、今作は奇数曲がデュエットとなっています。
アルバム・タイトルは、捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒めるインドに起源をもつ宗教儀式。

1曲目「ちりぬるを」は、「tricot」「ジェニーハイ」の中嶋イッキュウとのデュエット。フルートが味付けとなったファンキーな曲。MVは、中嶋イッキュウが林檎に変装して同化しております。
2曲目「私は猫の目 album ver.」は、17thシングル(オリコン6位)。新約版と称したアルバム・ヴァージョン。ホーンとストリングスによるゴージャス&ドラマチックなロック・ナンバー。
3曲目「生者の行進」は、シンガーソングライターのAI(アイ)とのデュエット。二人のボーカル・バトルが凄まじいです。
4曲目「人間として」は、18thシングル(オリコン7位)。テレビ朝日系ドラマ「Destiny」主題歌。美しいハープの音色で始まるミュージカル風の曲。
5曲目「初KO勝ち」は、Perfumeの大本彩乃(のっち)とのデュエット。これまた二人の掛け合いが火花を散らす曲。MVも、曲名に掛けて二人のボクシングです。
6曲目「公然の秘密 album ver.」は、ベスト・アルバム「ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~」収録曲のアルバム・ヴァージョン。テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ「時効警察はじめました」主題歌。
7曲目「浪漫と算盤 TYO album ver.」は、配信シングル(ビルボード29位)。宇多田ヒカルとのデュエット。ベスト・アルバム「ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~」に別ヴァージョン(LDN ver.)が収録されています。
8曲目「茫然も自失」は、新曲で、全編スペイン語の歌詞。
9曲目「ドラ1独走」は、新しい学校のリーダーズのSUZUKAとのデュエット。
10曲目「さらば純情 album ver.」は、2曲目のカップリング曲の新約版と称したアルバム・ヴァージョン。
11曲目「余裕の凱旋」は、ラップシンガーのDaoko(だおこ)とのデュエット。
12曲目「いとをかし album ver.」は、配信シングルの新約版と称したアルバム・ヴァージョン。色々な音色のピアノやアコーディオンがユニークな曲。
13曲目「ほぼ水の泡」は、チャラン・ポ・ランタンのももとのデュエット。

どの曲も濃厚なアレンジで、聴き終わった後はぐったりという感じ。
デュエット相手がほぼ私の知らないアーチストなので、声の聞き分けが難しいですね。まあ3曲目はすぐに聞き分けられましたが…。

Youtubeで「ちりぬるを」のMV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeの「私は猫の目」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「生者の行進」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「人間として」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「初KO勝ち」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「公然の秘密」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「浪漫と算盤」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「ドラ1独走」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「余裕の凱旋」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「ほぼ水の泡」のMV映像です。