「東京事変」の０４年１１月発表、１st「教育」を聴きました。
僕が聴いたのはサブスク配信音源。
東京事変は、椎名林檎率いる５人組ロック・バンド。
当時のメンバーは、椎名林檎（リード・ボーカル・ギター）、亀田誠治（ベース）、刄田綴色（ドラムス）、晝海幹音（ギター・コーラス）、Ｈ是都Ｍ（キーボード・コーラス）。
このアルバムは、１作目（オリコン２位）。
１曲目「林檎の唄」は、椎名林檎の９thシングル「りんごのうた」のセルフリメイク。
２曲目「群青日和」は、１stシングル（オリコン２位）。三洋電機「au W21SA」ＣＭソング。曲名は「ぐんじょうびより」。「新宿」や「伊勢丹」が歌詞に登場し、元祖新宿系を感じさせます。
３曲目「入水願い」は、ボサノヴァ調からロック調へ転じるジャズロック。曲名は「じゅすいねがい」で、歌詞に「天現寺」「房総半島」「海浜公園」が登場します。
４曲目「遭難」は、２ndシングル（オリコン２位）。椎名が東京事変で初めて作曲した曲。
５曲目「クロール」は、激しいギター・リフから始まるヘビーロック・ナンバー。
６曲目「現実に於て」は、短いピアノ・インストゥルメンタル。
７曲目「現実を嗤う」は、６曲目のピアノがそのままイントロに繋がって始まる曲。全て英語詞。曲名は「げんじつをわらう」。
８曲目「サービス」は、色々な音が詰まった、騒々しいアバンギャルドな曲。
９曲目「駅前」は、クラシカルなピアノをバックに歌い、終盤はパワー全開のロックとなります。
１０曲目「御祭騒ぎ」は、激しいパーカッションによるラテン・サウンド。
１１曲目「母国情緒」は、タンゴやマーチなど多種多様な音楽要素が入った賑やかな曲。間奏には「猫ふんじゃった」のメロディーも登場します。曲名は「異国情緒」からの類推。
１２曲目「夢のあと」は、林檎風平和賛歌のスロー・ナンバー。椎名林檎×斎藤ネコ名義で発表された０７年「平成風俗」にてセルフカバー。
Youtubeで「群青日和」のＭＶ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。
同じくYoutubeの「遭難」のＭＶ映像です。
同じくYoutubeの「サービス」のＭＶ映像です。
同じくYoutubeの「夢のあと」の音源です。
