「シェリル・クロウ(Sheryl Crow)」の24年3月発表、12th「エヴォリューション(Evolution)」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源、ボーナストラック1曲のデラックス・エディション。

シェリルクロウ12

シェリル・クロウは、アメリカの女性シンガーソングライター。

このアルバムは、本人自ら「最後のアルバムになるかもしれない」と語った前作「スレッズ(Threads)」に続く、12作目(全米トップ・アルバム・セールス24位・全英90位)。

1曲目「アラーム・クロック(Alarm Clock)」は、このアルバムからの1stシングル。いかにもシェリル・クロウと言った感じのロック・ナンバー。
2曲目「この夢の果て(Digging in the Dirt)」は、このアルバムからの4thシングル。ピーター・ガブリエルのカバーで、ガブリエルとのデュエット。デラックス・エディションのボーナストラック。
3曲目「ドゥ・イット・アゲイン(Do It Again)」は、このアルバムからの3rdシングル。パーカッションも良い味付けの軽快なロック・ナンバー。
4曲目「ラヴ・ライフ(Love Life)」は、中盤以降続く「Nanana」も印象的なフォークロック。ミュートの効いたギターは、ウェンディ&リサのウェンディ・メルヴォイン。ちなみに、リサ・コールマンは3曲目でハモンド・オルガンを弾いています。
5曲目「ユー・キャント・チェンジ・ザ・ウェザー(You Can't Change the Weather)」は、
6曲目「エヴォリューション(Evolution)」は、このアルバムからの2ndシングル。アルバム・タイトル曲。間奏のトリッキーなギター・ソロは、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ。冒頭に「ラジオをつけると、そこにはあった。さも私が書いたような曲。声もメロディーも懐かしかった。」という歌詞がありますが、人工知能(AI)の潜在的な危険性に関するメッセージソングです。

7曲目「ウェア?(Where?)」は、アコースティックギターとストリングスによる静かな曲。
8曲目「ドント・ウォーク・アウェイ(Don't Walk Away)」は、ピアノとストリングスによる、これまた静かな曲。
9曲目「ブロークン・レコード(Broken Record)」は、陽気なロック・ナンバー。
10曲目「ウェイティング・イン・ザ・ウィングス(Waiting in the Wings)」は、ミディアムテンポの心地良いロック・ナンバー。

「スレッズ」の後に、キャリアを総括する「シェリル:ミュージック・フロム・ザ・フィーチャー・ドキュメンタリー(Sheryl - Music From The Feature Documentary)」を発表していたので、本当にこれで終わりと思っていました。
なので、本当に嬉しい前言撤回ですね。
ただし、未だに日本盤の発売がアナウンスされないのが残念です。

Youtubeで「アラーム・クロック(Alarm Clock)」のMV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeで見つけた「エヴォリューション(Evolution)」のTVライブ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「ドゥ・イット・アゲイン(Do It Again)」の音源です。
 


同じくYoutubeで見つけた「この夢の果て(Digging in the Dirt)」のビジュアライザー映像です。