「ウルフルズ」の92年6月発表、1st「爆発オンパレード」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源、再発盤、12年リマスター。

ウルフルズ1

ウルフルズは、関西出身のロック・バンド。
当時のメンバーは、トータス松本(ボーカル&ギター)、ジョン・B・チョッパー(ベース)、ウルフル ケイスケ(ギター)、サンコンJr.(ドラムス)。

このアルバムは、1作目(再発盤オリコン74位)。
ジャケット写真のインパクトが強いですね。94年再発盤では白地に黒文字のジャケットに変更され、12年の再発盤でオリジナルジャケットに戻りました。

1曲目「ハッスル」は、パンクロック。
2曲目「ばっかりすっきり」は、間髪を入れずに始まるヘビーなガレージロック。後述の通り、間に1曲入っていたのですが…。
3曲目「ぼくの方がいいのに」は、どことなくRCサクセションを思わせる厭世的な雰囲気の曲。
4曲目「パパイヤ・ママイヤ」は、13曲目のシングル・カップリング。へっぽこなハーモニカが入ったレゲエ。
5曲目「逃げろ」は、「逃げろー!」とわめいて1分足らずで終わる曲。
6曲目「誰よりも」は、軽快なガレージロック。
7曲目「レコードまわすよ」は、曲調も歌詞も、パール・ジャムの「スピン・ザ・ブラック・サークル<黒き輪を回せ>(Spin the Black Circle)」を思い起こすグランジロック。
8曲目「いい女」は、ライブの定番曲。ハーモニカ入りのミディアムテンポのロック・ナンバー。
9曲目「悲しくない」は、「かなしく」「にぶい」をしつこく連呼するグルーヴィーなロックンロール。
10曲目「いつも元気(GOOD TIMES)」は、サム・クックの最後のヒット曲(全米11位)のカバー。トータス訳詞による日本語詞。
11曲目「帰ろう」は、「いつまでも」を連呼する哀愁を帯びたフォークロック。
12曲目「いい儲け」は、これまた「いい儲け」を連呼するストレートなパンクロック。
13曲目「やぶれかぶれ」は、デビューシングル。全く売れず。

リマスター盤ですが、音はあまりよくありません。元の録音がガレージ・サウンドを狙っていたようですが…。
初回盤は、2曲目に「シャッター切るよ」という曲が収録されていましたが、コーラス部分にある「バカチョン」という言葉が放送禁止用語のため、再発盤以降オミットされています。
いわゆる言葉狩りですね。ジャケットが復刻しただけに、2曲目も復刻して欲しかったです。

Youtubeで「やぶれかぶれ」のMV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeで見つけた「いい女」のMV映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「パパイヤ・ママイヤ」のライブ映像です。