「PUFFY（パフィー）」の９９年６月発表、３rd「FEVER*FEVER」を聴きました。
僕が持っているのは、初回プレス盤ＣＤ。
（ジャケット表）
帯は無く、代わりの小さいステッカーのみ。
（ジャケット裏）
（ブックレット裏、ＣＤレーベル＆トレイ下）
初回プレス盤のみ、ピクチャー・レーベル。
（ブックレット）
蛇腹式。
PUFFYは、日本の女性ボーカルデュオ。
メンバーは、大貫亜美と吉村由美。
このアルバムは、２nd「JET CD」に続く３作目（オリコン３位）。
プロデューサーは、笹路正徳、奥田民生、アンディ・スターマー。
前作「JET CD」に倣って、ジャケットのアルバムタイトルのロゴの下に、ＣＤには「ＣＤ」、ミニディスクには「ＭＤ」、アナログには「ＬＰ」と書かれています。
となると、「JET CD」の本当のタイトルは、単に「JET」だったと思うのですが…。
ちなみに、ＬＰは曲順と一部ヴァージョンが異なります。
１曲目「Stray Cats Fever」は、ドラムスが曲を引っ張る、パワフルなロック・ナンバー。ライフ「ライフカード」ＣＭソング。冒頭の会話「かまぼこ」が面白いです。
２曲目「夢のために」は、１０thシングル（オリコン１２位）。シャウトやコーラスが印象的な、ちょっとチープな香りもするロックンロール。サントリー「ビックル」ＣＭソング。
３曲目「日曜日の娘」は、９thシングル（オリコン１５位）。フルートやキーボード、間奏のヴィブラフォンが印象に残る流暢な曲。ヤマハ発動機「Vino」ＣＭソング。
４曲目「なんなりとなるでしょう」は、吉村由美の作詞・ソロボーカルのシンプルな曲。ベースやパーカッション、関西弁の混じった歌詞が良いです。
５曲目「きれいな涙が足りないよ」は、快調なテンポのストレートなロック・ナンバー。間奏のアコースティックギター・ソロも良いです。冒頭は、うがいの効果音(笑)。
６曲目「太陽」は、ノスタルジックなロック・ナンバー。
７曲目「ロボット(Prototype Version0.2)」は、インタールードその１。PUFFYの作詞作曲。大貫がエレキギター、吉村がパーカッションを演奏。
８曲目「パフィー de ルンバ」は、８thシングル（オリコン１４位）。PUFFYの作詞。タイトル通りのルンバのリズムによるムード音楽。ツーカーホン関西ＣＭソング。
９曲目「恋のライン愛のシェイプ」は、６０年代風のギター・ロック。ツーカーホン関西ＣＭソング。
１０曲目「Always Dreamin' About You」は、大貫のソロボーカル。全て英語詞のアコースティック・ナンバー。クレジットを見ると、「ONUKI父 コーラス」とあります。
１１曲目「夏休みプロトタイプ」は、インタールードその２。PUFFYの作詞作曲。大貫がエレキ＆アコースティックギター、吉村がパーカッションを演奏。
１２曲目「はたらくよ」は、ストリングスやフリューゲルホルンが入った壮大な曲。冒頭や曲中に効果音（会話や氷の音等）入り。
１３曲目「パフィー de ボッサ」は、インタールードその３。PUFFYの作詞作曲。大貫がアコースティックギターを演奏する、ほぼインストゥルメンタル。
１４曲目「たららん」は、７thシングル（オリコン４位）。PUFFY・奥田民生作詞のキャッチーな曲。資生堂「TISS」ＣＭソング。
１５曲目「誰がそれを」は、エンディングに相応しいノスタルジックなロック・ナンバー。終盤の歌詞は、代表曲の曲名（「生きる道」「愛のしるし」「アジア」「娘」「渚」「ネホリハホリ」等）を繋げたものとなっています。
３曲のインタールード以外にも、各曲面白いセリフや効果音が入っているのが特徴です。
当初は１st「amiyumi」や２nd「JET CD」と同様に、サブスク配信で聴こうと思ったら、配信は１４曲目が未収録でした。
どうやら、１４曲目を作曲・プロデュースしているアンディ・スターマーとの権利関係が原因のようです。
なぜなら、４th「SPIKE」もアンディ・スターマーが手掛けた曲（「すみれ」「さくらの花が咲く甘い甘い季節の唄」「１２月」）だけ未収録。
また、アンディ・スターマーがプロデュースを手掛けた５th「NICE.」や６th
「５９」は丸ごと配信音源が無いからです。
今回は、ＤＵのウォントリストに登録していたら、運良く中古未開封を安値でゲット出来ました。
Youtubeで「たららん」のＭＶ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。
同じくYoutubeの「パフィー de ルンバ」のＭＶ映像です。
同じくYoutubeの「日曜日の娘」のＭＶ映像です。
同じくYoutubeの「夢のために」のＭＶ映像です。
