「レベル42(Level 42)」の87年3月発表、7th「ラニング・イン・ザ・ファミリー(Running in the Family)」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源、00年リマスター、ボーナストラック5曲付。

レベル42-7

自分が一番洋楽にのめり込んだ、80年代の名作をピックアップして聴いています。
ちょっと間が空きましたが、エリック・クラプトン「オーガスト(August)」に続いて、第193弾はレベル42。

レベル42は、イギリスのフージョン・バンド。
この当時のメンバーは、マーク・キング(ベース、メインボーカル)、マイク・リンダップ(キーボード、ボーカル)、ブーン・グールド(ギター、コーラス)、フィリップ・グールド(ドラムス)の4人。

このアルバムは、「ワールド・マシーン(World Machine)」に続く、7作目(全英2位・全米23位)。
プロデューサーは、ワリー・バダロウとレベル42.

1曲目「レッスンズ・イン・ラヴ(Lessons in Love)」は、全英3位・全米12位。この曲は昔から好きですが、特に間奏のギターが入る瞬間がお気に入りです。
2曲目「チルドレン・セイ(Children Say)」は、全英22位。マイク・リンダップの高音コーラスも印象に残る流暢な曲。
3曲目「ラニング・イン・ザ・ファミリー(Running in the Family)」は、全英6位・全米83位。アルバム・タイトル曲のダンス・ロック・ナンバー。
4曲目「イッツ・オーヴァー(It's Over)」は、全英10位。幻想的なスロー・ナンバー。
5曲目「トゥ・ビー・ウィズ・ユー・アゲイン(To Be With You Again)」は、全英10位。ダンサブルな曲。
6曲目「トゥー・ソリテューズ(Two Solitudes)」は、マイク・リンダップのリード・ボーカル。美しいアコースティックギター・ソロ入り。
7曲目「ファッション・フィーヴァー(Fashion Fever)」は、各メンバーの持ち味が出たファンキーな曲。間奏でベースやキーボードのソロが挿入されます。
8曲目「スリープウォーカー(The Sleepwalkers)」は、「夢遊病者」という曲名のミディアム・テンポの曲。
ボートラ9曲目「フリーダム・サムディ(Freedom Someday)」は、CDとカセットのみ収録。
同10曲目「レッスンズ・イン・ラヴ(シェップズ・ファイナル・ミックス)(Lessons in Love(Shep's Final Mix))」は、シェップ・ペティボーンが手掛けた1曲目のリミックス・ヴァージョン。
同11曲目「チルドレン・セイ(スラップ・ベース・ミックス)(Children Say(Slap Bass Mix))」は、2曲目のリミックス・ヴァージョン。スラップ・ベースは、いわゆるチョッパー・ベースの事。
同12曲目「トゥ・ビー・ウィズ・ユー・アゲイン(ダブ・ミックス)(To Be With You Again(Dub Mix))」は、5曲目のリミックス・ヴァージョン。このリミックスは、A.D.S.Cミックス(A.D.S.C. Mix) と表記されているケースが見受けられますが、実際はダブ・ミックスが正しく、A.D.S.Cミックスは、少なくともこのリマスターCD発売時点では未CD化のようです(その後は不明)。ちなみに、A.D.S.Cとは、マーク・キングがそのミックスを聞いたときに最初に言った言葉「A Different Song Completely」の略で、マークは同ミックスが気に入らなかったようです。
同13曲目「ラニング・イン・ザ・ファミリー(HTLダブ)(Running in the Family(Htl Dub))」は、3曲目のリミックス・ヴァージョン。

大ヒットしましたが、このアルバムの発表後、音楽性の相違によりグールド兄弟が脱退。オリジナル・メンバーでは最後の作品となりました。

Youtubeで「レッスンズ・イン・ラヴ(Lessons in Love)」のMV映像とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 


同じくYoutubeの「ラニング・イン・ザ・ファミリー(Running in the Family)」のMV映像とライヴ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「トゥ・ビー・ウィズ・ユー・アゲイン(To Be With You Again)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「イッツ・オーヴァー(It's Over)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「チルドレン・セイ(Children Say)」のMV映像です。