「ザ・ラスト・ディナー・パーティー (The Last Dinner Party)」の24年2月発表、1st「プレリュード・トゥ・エクスタシー(Prelude To Ecstasy)」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源。

The Last Dinner Party1

ザ・ラスト・ディナー・パーティー は、ロンドン出身の女性インディーズ・バンド。
メンバーは、アビゲイル・モリス(ボーカル)、ジョージア・デイヴィーズ(ベース)、リジー・メイランド(ギター&ボーカル)、エミリー・ロバーツ(ギター)、オーロラ・ニシェヴシ(キーボード)の5人。
ライヴを見ると6人組ですが、ドラムスはサポート・メンバーのようです。
グループ名は、「最後の晩餐」ならぬ「最後の晩餐会」ですね。

このアルバムは、1作目(全英1位・全米トップ・ヒートシーカーズ2位)。
プロデューサーは、ペット・ショップ・ボーイズの最新作も手掛けたジェイムス・フォード。

1曲目「プレリュード・トゥ・エクスタシー(Prelude To Ecstasy)」は、アルバム・タイトル曲。オーケストラによるインストゥルメンタル。
2曲目「バーン・アライヴ(Burn Alive)」は、力強いロック・ナンバー。
3曲目「シーザー・オン・ア・
ティーヴィー・スクリーン(Caesar On a TV Screen)」は、歌劇調のドラマチックな曲。MVもそんな作りです。
4曲目「ザ・フェミニン・アージ(The Feminine Urge)」は、ドンドンパのリズムで始まる軽快なポップ・ナンバー。
5曲目「オン・ユア・サイド(On Your Side)」は、どことなくケイト・ブッシュを連想させる曲。エンディングは幻想的な雰囲気です。
6曲目「ビューティフル・ボーイ(Beautiful Boy)」は、中盤まではフルートとピアノによるクラシカルな曲調ですが、そこから花を開くように展開します。
7曲目「
ジュア(Gjuha)」は、美しいコーラスとマンドリンが印象的な宗教音楽のような曲。歌詞はラテン語だと思います。
8曲目「シナー(Sinner)」は、全米アダルト・オルタナ・エアプレイ17位。派手に間奏のギターが鳴るクラシカルなロック。
9曲目「マイ・レディ・オブ・マーシー(My Lady of Mercy)」は、ビルボード・ジャパン海外5位。起伏に富んだプログレ風のロック・ナンバー。出だしの手拍子も印象的です。
10曲目「ポートレート・オブ・ア・デッド・ガール(Portrait of a Dead Girl)」は、再びオーケストラを伴った歌劇調のロック・ナンバー。重厚なコーラス入り。
11曲目「ナッシング・マターズ(Nothing Matters)」は、デビュー・シングル。全英19位・全米アダルト・オルタナ・エアプレイ5位。キャッチーなバロック・ポップ。
12曲目「ミラー(Mirror)」は、暗い雰囲気のスロー・ナンバー。エンディングに、1曲目を思わせるオーケストラ演奏が付加されています。

期待の新人。アルバムは何と初登場全英1位となりました。
恐らくシングルも、この先チャートの順位を上げると思います。
ライヴ映像を見る限りではもう一つの演奏力ですが、独特の雰囲気で次作以降も期待大です。

Youtubeで「ナッシング・マターズ(Nothing Matters)」のMV映像、舞台裏映像、ライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 

 


同じくYoutubeの「シナー(Sinner)」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeの「マイ・レディ・オブ・マーシー(My Lady of Mercy)」のMV映像とライヴ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「オン・ユア・サイド(On Your Side)」のMV映像とライヴ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「シーザー・オン・ア・TVスクリーン(Caesar On a TV Screen)」のMV映像と舞台裏映像です。