「松任谷由実」の88年11月発表、20th「Delight Slight Light KISS」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源、18年リマスター。

松任谷由実20-1

 

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(ジャケット表裏)

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(ブックレット)
このアルバムは、かみさんが今でもCDを所有していたので、拝借しました。
私も昔持っていましたが、そちらは初回盤で、表ジャケットの画像が動く3D仕様となっていました。
なので、かみさんが持っているのは通常盤です。
このジャケット・デザインは、ユーミンのアルバム・ジャケットでも5本指に入ると個人的に思っています。
3Dも含めてデザインを手掛けたのは、今年亡くなった信藤三雄。


松任谷由実の全アルバム・全シングルがサブスクで配信でされているので、順に聴いています。

過去にレンタル等で手に入れた音源も持っているのですが、サブスク配信は全てGOH HOTODAによる最新リマスター。
オリジナル・アルバムだけで39作もあるので、大変な長丁場ですが、頑張って聞いています。

このアルバムは、19th「ダイアモンドダストが消えぬまに」から1年振りに発表された20作目(オリコン1位)。
プロデューサーは、松任谷正隆。
前作、次作と併せて純愛3部作と呼ばれているようで、このアルバムのテーマもそのものズバリ「純愛」です。
ただ、個人的には、このアルバムから続く3作(「LOVE WARS」「天国のドア」)が一番よく聞いた作品で、それらを一括りにしたいです。

1曲目「リフレインが叫んでる」は、プロモーション・シングルが発売され、MVも制作。三菱自動車「新型ミラージュ」CMソング。冒頭のスタッカート風のピアノに続く「どうして どうして僕たちは 出逢ってしまったのだろう」のフレーズが印象深いです。
2曲目「Nobody Else」は、ミディアム・テンポの洋楽っぽい曲。通り雨に打たれて、濡れたシーンをモチーフにした曲。
3曲目「ふってあげる」は、「今夜 私 死んでしまおうかな」という物騒な歌詞で始まる失恋ソング。ホーンが鳴る軽快な曲。
4曲目「誕生日おめでとう」は、今は別れてしまったために、一人で恋人の誕生日を祝うというシュールな歌詞の曲。
5曲目「Home Townへようこそ」は、飛行機に乗って、はるばる彼氏の故郷まで尋ねる歌詞。「本当に田舎ね」といった上から目線の発言があります。杉真理がコーラス・アレンジを担当し、自身もコーラスで参加。
6曲目「とこしえにGood Night(夜明けの色)」は、エンディングのタイトル・コールを繰り返す部分が好きです。前曲同様、杉真理がコーラス・アレンジとコーラスを担当。
7曲目「恋はNo-return」は、88年フジテレビ系「オレたちひょうきん族」最終エンディングテーマ。ユーミンが手掛けたものとしては、「土曜日は大キライ」「SATURDAY NIGHT ZOMBIES」に続く3曲目。アップテンポのポップ・ナンバー。
8曲目「幸せはあなたへの復讐」は、私には新しい彼氏がいると元カレに告げる曲。「幸福に暮らすことが最高の復讐である」というスペインの諺をモチーフにしています。
9曲目「吹雪の中を」は、「Mon cheri!(親愛なる者へ!)」というフランス語の歌詞が各フレーズの冒頭に来ます。
10曲目「September Blue Moon」は、パーカッションやホイッスルも鳴るサンバ調の曲。

Youtubeで「リフレインが叫んでる」のMV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeの「Nobody Else」のライヴ映像です。