「シェリル・クロウ(Sheryl Crow)」の93年8月発表、1st「チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ(Tuesday Night Music Club)」を聴きました。

僕が持っているのは、95年発売の国内盤2枚組、来日記念・完全限定盤(CD+ライヴCD)。

シェリル・クロウ1-1
(ジャケット表)

シェリル・クロウ1-2
(ジャケット裏)

シェリル・クロウ1-3

 

シェリル・クロウ1-4

(ブックレット裏、CDレーベル&トレイ下)

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シェリル・クロウ1-11

(ブックレット)
蛇腹式。

シェリル・クロウ1-12
(帯表裏)

80年代に続いて、90年代の名作もピックアップして聴いています。
先日聴いた、コクトー・ツインズ「ヘブン・オア・ラスベガス(Heaven or Las Vegas)」に続いて、第21弾はシェリル・クロウ。

シェリル・クロウは、アメリカのシンガーソングライター。

このアルバムは、1作目(全米3位・全英8位・オリコン54位)。
プロデューサーは、ビル・ボットレル。

当初は、ポリスやフィル・コリンズのプロデュースで有名なヒュー・パジャムを起用して制作されるものの、本人の意向と食い違ったため、全部お蔵入りさせて、再度一からレコーディングし直したようです。
アルバム・タイトルは、当時シェリルが交際していた、このアルバムの作詞作曲にも名を連ねるケヴィン・ギルバートが参加していた「チューズデイ・ミュージック・クラブ」というグループ名に因んだもの。

Disc1
1曲目「ラン・ベイビー・ラン(Run, Baby, Run)」は、デビューシングルで全英24位。ワルツの雄大な曲。
2曲目「さらばラス・ヴェガス(Leaving Las Vegas)」は、全米60位・全英66位。曲名は、ジョン・オブライエンというアメリカの作家が90年に書いた同名の自伝的小説から引用。
3曲目「ストロング・イナフ(Strong Enough)」は、全米5位・全英33位。フォーク・ロック。
4曲目「キャント・クライ・エニーモア(Can't Cry Anymore)」は、全米36位・全英33位。ギターリフが目立つ曲。
5曲目「ソリディファイ(Solidify)」は、9曲目の英盤シングルB面。パーカッションが目立つファンキーなロック・ナンバー。
6曲目「ナ・ナ・ソング(The Na-Na Song)」は、ラップ・ボーカルの一本調子な曲。
7曲目「ノー・ワン・セッド・イット・ウッド・ビー・イージー(No One Said It Would Be Easy)」は、静かな雰囲気のフォークカントリー。
8曲目「ホワット・アイ・キャン・ドゥ・フォー・ユー(What I Can Do for You)」は、全英43位。
9曲目「オール・アイ・ワナ・ドゥ(All I Wanna Do)」は、全米2位・全英4位・オリコン5位。95年グラミー賞最優秀レコード賞と最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞。
10曲目「スイング・ジャズを聴きながら(We Do What We Can)」は、ジャズ調の曲ですが、邦題のようなスイング・ナンバーではありません。邦題は歌詞から拝借したようです。ちなみに、トランペットを吹いているのは、シェリルのお父さん。
11曲目「アイ・シャル・ビリーヴ(I Shall Believe)」は、シングルにならなかったものの、「ヴェリー・ベスト・オブ・シェリル・クロウ(The Very Best of Sheryl Crow)」「シェリル:ミュージック・フロム・ザ・フィーチャー・ドキュメンタリー(Sheryl - Music From The Feature Documentary)」にも収録された、静かに歌い上げる曲。

Disc2(94年4月15日ナッシュビルにおけるライヴ録音)
1曲目「キャント・クライ・エニーモア(Can't Cry Anymore)」
2曲目「リーチ・アラウンド・ジャーク(Reach Around Jerk)」は、アルバムのアウトテイクのライヴ・ヴァージョン。
3曲目「ストロング・イナフ(Strong Enough)」
4曲目「さらばラス・ヴェガス(Leaving Las Vegas)」
5曲目「アイ・シャル・ビリーヴ(I Shall Believe)」

これまで、このアルバムを取り上げて来なかったのはリマスター盤の発売を待っていたから。
結局、いつまで経っても発売されないので、中古でこの限定盤を買い直してしまいました。若干音圧は低いものの、音はそれほど悪くありません。
来年30周年だから、記念盤でリマスターが出るかもしれませんね。

Youtubeで「オール・アイ・ワナ・ドゥ(All I Wanna Do)」のPV映像とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 


同じくYoutubeの「ラン・ベイビー・ラン(Run, Baby, Run)」のPV映像です。
 


同じくYoutubeの「さらばラス・ヴェガス(Leaving Las Vegas)」のPV映像とライヴ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「ストロング・イナフ(Strong Enough)」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeの「キャント・クライ・エニーモア(Can't Cry Anymore)」のPV映像です。
 


同じくYoutubeの「ホワット・アイ・キャン・ドゥ・フォー・ユー(What I Can Do for You)」のPV映像です。