「アデル(Adele)」の21年11月発表、4th「アデル30(Adele30)」を聴きました。

僕が持っているのは、国内完全生産限定盤(デラックス盤)、ボートラ3曲付。

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(ジャケット表)
デラックス盤は紙製ジャケット。ジャケットにタイトルの記載がないため、ビニール袋にステッカーが貼り付けられていますが、帯があるので不要ですね。


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(ジャケット裏)

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(ジャケット内側)

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(ブックレット)

痩せましたね。

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(CDレーベル)

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(帯表裏)

アデルは、イギリスのシンガー・ソングライター。

このアルバムは、前作「アデル25(Adele25)」以来6年振りに発表された、待望の4作目(多分、全英1位・全米1位)。
プロデューサーは、グレッグ・カースティン、マックス・マーティン、ルドウィグ・ゴランソン、Infloほか。

1曲目「ストレンジャーズ・バイ・ネイチャー(Strangers by Nature)」は、ストリングスとキーボードによる、ドリーミングな雰囲気に包まれた鎮魂歌。「もともと他人同士」と歌う歌詞は、離婚経験に因んだもの。
2曲目「イージー・オン・ミー(Easy on Me)」は、全英1位・全米1位。今回のアルバムの象徴のような、凛とした曲。
3曲目「マイ・リトル・ラヴ(My Little Love)」は、愛息アンジェロとの会話入り。終盤はアデルが一人で泣きながら話していますが、対訳が無いため、何を言っているのか分かりません。
4曲目「クライ・ユア・ハート・アウト(Cry Your Heart Out)」は、何かひょうひょうとした感じもする、手拍子が入った軽快なナンバー。アデル自身による変声したコーラスが目立ちます。
5曲目「オー・マイ・ゴッド(Oh My God)」は、これまた手拍子入りのソウルフルなナンバー。
6曲目「キャン・アイ・ゲット・イット(Can I Get It)」は、アコースティック・ギター、口笛、コーラスが入った、どことなく2nd「アデル21(Adele21)」辺りを彷彿とさせる軽快な曲。
7曲目「アイ・ドリンク・ワイン(I Drink Wine)」は、意表をついて、途中からゴスペル風のコーラスが入る曲。このコーラスも、アデルの声を変声したもののようです。終盤は、フォーキーなコーボードにアデルのセリフが重なります。
8曲目「オール・ナイト・パーキング(with エロル・ガーナー)インタールード(All Night Parking(with Erroll Garner))」は、伝説の黒人ジャズピアニスト、エロル・ガーナーのピアノを取り入れたジャージーな曲。ガーナーは77年に亡くなりましたが、今年は生誕100周年に当たります。冒頭には、アナログ・レコードを意識したチリ音が入っています。また、復唱するコーラスもチャーミングです。
9曲目「ウーマン・ライク・ミー(Woman like Me)」は、アルペジオのアコースティック・ギターによる枯れた雰囲気の曲。
10曲目「ホールド・オン(Hold On)」は、「アデルのクレイジー・フレンズ」と名付けられたコーラスを従えて、熱唱。
11曲目「トゥ・ビー・ラヴド(To Be Loved)」は、ピアノとアデルのボーカルのみのシンプルな曲。終盤の絶唱は、差し迫って来るものがあります。アデルはだみ声で、物凄く歌が上手いとは思いませんが、魂を揺さぶられる何かを持ち合わせていると思います。
12曲目「ラヴ・イズ・ア・ゲーム(Love Is a Game)」は、クラシカルなストリングスと子供のようなコーラスが入った、本編の締めに相応しい雄大な曲。
13曲目「ワイルド・ワイルド・ウェスト(Wild Wild West)」は、完全生産限定盤(デラックス盤)のみ収録のボーナストラック。ラテン風のアレンジ。歌詞にサンフランシスコ、サンバーナディーノ、サンディエゴと言った地名が登場。
14曲目「キャント・ビー・トゥゲザー(Can't Be Together)」は、完全生産限定盤(デラックス盤)のみ収録のボーナストラック。ピアノとアデルのボーカルだけで、徐々に盛り上がる曲。
15曲目「イージー・オン・ミー(with クリス・ステイプルトン)(Easy on Me(with Chris Stapleton))」は、完全生産限定盤(デラックス盤)のみ収録のボーナストラック。アメリカのカントリー歌手、クリス・ステイプルトンとのデュエットによる2曲目の別ヴァージョン。

いつもそうですが、現在アデルは33歳なので、タイトルの「30」は30歳の頃に起きた出来事をモチーフに付けられています。
今作は、「25」よりもさらにシンプルに、ピアノとボーカル主体で聞かせる曲が多いと思います。
ちょっとシンプル過ぎちゃって、「21」が好きな人からすると、かなり物足りなく感じる気がしますが、逆に大人になったアデルが感じ取れると思います。

Youtubeで「イージー・オン・ミー(Easy on Me)」のPV映像、メイキング映像、ライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 

 


同じくYoutubeの「マイ・リトル・ラヴ(My Little Love)」のPV映像(Lyric Video)です。
 

 

同じくYoutubeの「アイ・ドリンク・ワイン(I Drink Wine)」のPV映像(Lyric Video)です。

 


同じくYoutubeの「ホールド・オン(Hold On)」のPV映像(Lyric Video)です。
 


同じくYoutubeの「トゥ・ビー・ラヴド(To Be Loved)」のPV映像です。
 


同じくYoutubeの「ラヴ・イズ・ア・ゲーム(Love Is a Game)」のPV映像(Lyric Video)です。