「ノー・ダウト(No Doubt)」の95年10月発表、3rd「トラジック・キングダム(Tragic Kingdom)」を聴きました。

僕が持っているのは、96年6月に発売された国内盤。

ノー・ダウト3-1
(ジャケット表)

ノー・ダウト3-2
(ジャケット裏)
このCDは、ヤフオクで新品未開封を落札したのですが、届いてみたら見本盤でした。
確かに、落札ページにP盤という記載があったのですが、これはてっきりプラケ盤のことかと思っていました(笑)。
見本盤と書くとヤフオクの規制に引っ掛かるようで、こういう隠語を使っているみたいですね。勉強になりました。
とりあえず、裏面のシールとレーベルの見本盤表記以外は販売品と異ならないようですが…。

ノー・ダウト3-3

 

ノー・ダウト3-4

(ブックレット裏&CDレーベル)

ノー・ダウト3-5

 

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(ブックレット)
12面蛇腹式。今となっては懐かしい感じがします。

ノー・ダウト3-12
(帯表裏)

グウェン・ステファニーのソロ3作を聴いたので、彼女が所属するノー・ダウトの代表作も聴いてみました。

ノー・ダウトは、カリフォルニア州アナハイムで結成された、スカパンク、オルタナ、ポップロック系のロックバンド。
この時点のメンバーは、グウェン・ステファニー (vo)、トム・ドュモント (g)、トニー・カナル (b)、エイドリアン・ヤング (ds, perc)、エリック・ステファニー (p, key)の5人。
このうち、グウェン・ステファニーのお兄さんのエリックは、このアルバムのレコーディング中に脱退したようです。写真やクレジットは載っていますが…。

このアルバムは、大ヒットした3作目(全米1位・全英3位・オリコン71位)。
プロデューサーは、マシュー・ワイルダー。

1曲目「スパイダーウェブス(Spiderwebs)」は、全米オルタナティヴ・ソングス・チャート5位・全英16位。イントロを聴いた時は、レゲエ・ナンバーかと思いましたが、そうではなくて、緩いロック・ナンバー。PVは、日本人の結婚式に乱入。
2曲目「エクスキューズ・ミー・ミスター(Excuse Me Mr.)」は、全米オルタナティヴ・ソングス・チャート17位。中盤からラグタイム調のメランコリーな展開を見せる、最速ロックンロール。
3曲目「ジャスト・ア・ガール(Just a Girl)」は、全米23位・全英3位。典型的なスカパンク・ナンバー。
4曲目「ハッピー・ナウ?(Happy Now?)」は、ブロンディを彷彿とさせる、性急なロックンロール。
5曲目「ディファレント・ピープル(Different People)」は、3曲目のCDシングル・カップリング。ホーンが入った、ゴージャスな雰囲気のレゲエ・ナンバー。いろいろな人がいて、人様々と多様性について歌う歌詞にも共感。
6曲目「ヘイ・ユー(Hey You!)」は、イントロや曲中に流れるシタールが印象的なパワー・ロック。
7曲目「ザ・クライム(The Climb)」は、上を目指して昇り続け、今まさに頂点を極めようとする歌詞が予感的中とも言える、ドラマチックな曲。
8曲目「シックスティーン(Sixteen)」は、ドラム・カウントとノイジーなギターのイントロで始まる、これまた本領発揮のスカパンク。途中で映画のセリフらしきものが入ります。
9曲目「サンデー・モーニング(Sunday Morning)」は、全米ポップ・ソング・チャート35位・全英50位。8曲目から続けて始まるイントロから軽快なスカパンク。この曲は大好きです。
10曲目「ドント・スピーク(Don't Speak)」は、全米ポップ・ソング・チャート1位・全英1位。間奏のアコースティック・ギター・ソロも印象に残る、哀愁溢れるロック・ナンバー。歌詞は、グウェンとトニーの別れ話。
11曲目「ユー・キャン・ドゥ・イット(You Can Do It)」は、異色のディスコ・ロック・ナンバー。
12曲目「ワールド・ゴー・ラウンド(World Go 'Round)」は、ホーンが入ったゴージャスなスカ・ナンバー。
13曲目「エンド・イット・オン・ディス(End It on This)」は、コミカルなピアノが軽快に鳴り響く曲。
14曲目「トラジック・キングダム(Tragic Kingdom)」は、アルバム・タイトル曲。これも、目くるめくように展開する壮大な曲。

グリーン・デイとかに通じる音楽性が感じられ、聴いていて楽しいです。

Youtubeで「ジャスト・ア・ガール(Just a Girl)」のPV映像とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeの「ドント・スピーク(Don't Speak)」のPV映像とライヴ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「サンデー・モーニング(Sunday Morning)」のPV映像とライヴ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「スパイダーウェブス(Spiderwebs)」のPV映像です。
 


同じくYoutubeの「エクスキューズ・ミー・ミスター(Excuse Me Mr.)」のPV映像です。