「グウェン・ステファニー(Gwen Stefani)」の06年12月発表、2nd「スウィート・エスケイプ(The Sweet Escape)」を聴きました。

僕が持っているのは、国内盤、ボートラ1曲付。

グウェン・ステファニー2-1
(ジャケット表)

グウェン・ステファニー2-2
(ジャケット裏)

グウェン・ステファニー2-3

 

グウェン・ステファニー2-4

(ブックレット裏、CDレーベル&トレイ下)

グウェン・ステファニー2-5

 

グウェン・ステファニー2-6

 

グウェン・ステファニー2-7

 

グウェン・ステファニー2-8

 

グウェン・ステファニー2-9

 

グウェン・ステファニー2-10

 

グウェン・ステファニー2-11

 

グウェン・ステファニー2-12

 

グウェン・ステファニー2-13

(ブックレット)

グウェン・ステファニー2-14
(帯表裏)

グウェン・ステファニーは、アメリカ・カリフォルニア州出身の女性アーチスト。
オルタナ系スカパンク・バンド、ノー・ダウトのリード・ボーカルも務めています。
日本での愛称は「グウェン姐さん」。また、プリンセス・オブ・ポップ・セレブのの称号でも有名です。

このアルバムは、「ラヴ.エンジェル.ミュージック.ベイビー.(Love. Angel. Music. Baby.)」に続く、ソロ2作目(全米3位・全英14位)。
プロデューサーは、ファレル・ウィリアムス、トニー・カナル、ネリー・フーパー、スパイク・ステントほか。
前作から2年しか経過しておりませんが、途中でで妊娠、出産があったため、一旦レコーディングを中断し、1年近く発表が遅れたようです。
そんな状況が一部の曲の歌詞にも反映しております。

1曲目「グウェン姐さんのねじ巻き行進曲。(Wind It Up)」は、全米6位・全英3位。斬新な発想によるエキセントリックな曲。冒頭や途中で挿入される「レイヨーレイヨー」と歌う曲は、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の「ひとりぼっちの山羊飼い(The Lonely Goatherd)」。PVでも、グウェンはカーテンで洋服を作ったりして、ジュリー・アンドリュースが演じたマリアの役をやっています。しかし、邦題が笑えますね。
2曲目「スウィート・エスケイプ FEAT.エイコン(The Sweet Escape)」は、全米2位・全英2位。R&Bシンガーソングライターのエイコンとの共演。ガールズポップ風のキャッチーな曲。
3曲目「オレンジ・カウンティ・ガール(Orange County Girl)」は、グウェンの出身地である、カリフォルニア州オレンジ郡に因んだ曲名。「ファレルに会いに来たの マイアミで最高のトラックを作るわ 彼との仕事で、またグラミー賞をもらっちゃう」と言った実話に基づいた歌詞が特徴。
4曲目「アーリー・ウィンター(Early Winter)」は、全独6位。どこか哀愁を誘う80年代風のポップス。
5曲目「ナウ・ザット・ユー・ガット・イット(Now That You Got It)」は、全英59位。レゲエ調の曲。冒頭の歌詞にある「スウィズ・ビーツのサウンドを聴いて」のスウィズ・ビーツは、この曲のプロデューサーの名前。シングルは、ボブ・マーリーの息子のダミアン・マーリーと共演したリミックス・ヴァージョン。
6曲目「4・イン・ザ・モーニング~午前4時の想い。(4 in the Morning)」は、全米54位・全英22位。 これも、哀愁漂う80年代風のラヴ・バラード。
7曲目「ヤミー FEAT.ファレル(Yummy)」は、ファレル・ウィリアムスとの共演。再び「Wind It Up」の掛け声が挿入されるなど、1曲目の続編とも言えるラップ形式のダンス・ナンバー。デジタルなエンディング部分も含めて、斬新なサウンドです。「ソロは1枚って誓ってたのに」「最高にクールなアルバムを作ったからね」「真似が蔓延ろうとグウェンはただ1人、こうしてみんなの度肝を抜けるのは私だけ」「ずっと待ってくれたのは分かっている、でも私、赤ちゃん作ってたの」といった歌詞も、アルバム制作の裏話や私生活に基づいたもので、面白いです。
8曲目「フローレッセント(Fluorescent)」は、キッチュな歌声と軽快なキーボード類が印象的な曲。
9曲目「ブレイキン・アップ(Breakin' Up)」は、クールな雰囲気ながら、曲名を連呼して恐怖心を煽るような曲。歌詞も、電話をモチーフにした別れ話に関するものなので。
10曲目「ドント・ゲット・イット・トゥウィステッド(Don't Get It Twisted)」は、にぎやかなレゲトン・サウンド。「なんだかまた遅れてるみたい グウェン、何を言おうとしてる?分からないの?」「勘違いじゃなければ、恐らく私、妊娠してるわ」って、私生活そのままの会話のような歌詞が特徴です。
11曲目「U・スターテッド・イット(U Started It)」は、ちょっとクラシカルなアレンジの曲。歌詞の「あなたの勝ちよ」「負けを認めるわ」で、強気のグウェン姐さんも陥落でしょうか?
12曲目「ワンダフル・ライフ(Wonderful Life)」は、80年代と90年代以降のデジタルなサウンドが融合した曲。
ボートラ13曲目「グウェン姐さんのねじ巻き行進曲。(ハラジュク・ラヴァーズ・ライヴ・ヴァージョン)(Wind It Up(Harajuku Lovers Live version))」は、1曲目のライヴ・ヴァージョン。

相変わらず唯一無二の世界を見せてくれますが、中盤以降、歌詞は面白いものの、肝心な曲がちょっと失速気味なのが残念です。

 

日本盤は、CD EXTRA仕様で、3曲目と1曲目のハラジュク・ラヴァーズ・ライヴ・ヴァージョンのビデオが収録されているようですが、私のパソコンではアプリが入っていないようで見れませんでした。まあ、これはもはや仕方ありませんかね。

Youtubeで「グウェン姐さんのねじ巻き行進曲。(Wind It Up)」のPV映像とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 


同じくYoutubeの「スウィート・エスケイプ FEAT.エイコン(The Sweet Escape)」のPV映像です。
 


同じくYoutubeの「4・イン・ザ・モーニング~午前4時の想い。(4 in the Morning)」のPV映像です。
 


同じくYoutubeの「ナウ・ザット・ユー・ガット・イット(Now That You Got It)」の音源とPV映像です。
 

 


同じくYoutubeの「アーリー・ウィンター(Early Winter)」のPV映像です。