「AC/DC (AC/DC)」の20年11月発表、17th「パワーアップ(Power Up)」を聴きました。

僕が持っているのは、国内盤。

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(ジャケット表)

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(ジャケット裏)

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(ジャケット内側)

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(ブックレット)

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(CDレーベル)

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(日本語解説書)

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(帯表裏)

AC/DCは、オーストラリアを代表するハードロック・バンド。
現時点のメンバーは、ブライアン・ジョンソン(リード・ボーカル)、アンガス・ヤング(リード・ギター)、スティーヴィー・ヤング(リズム・ギター、バック・ボーカル)、クリフ・ウィリアムズ(ベース、バック・ボーカル)、フィル・ラッド(ドラムス)。

このアルバムは、17作目。
17年にヤング兄弟の兄マルコムが他界し、残り3人のメンバーも離脱。バンドの解散も噂されましたが、今年6年振りに新作を発表し、復活を果たしました。
プロデューサーは、パール・ジャムでも有名なブレンダン・オブライエン。

1曲目「リアライズ(Realize)」は、2ndシングル。しわがれ声のブライアンのシャウトが炸裂するロックン・ロール。
2曲目「リジェクション(Rejection)」は、ミディアムテンポのグルーヴィーな曲。
3曲目「ショット・イン・ザ・ダーク(Shot In The Dark)」は、1stシングル。全米メインストリーム・ロック・チャート2位。
4曲目「スルー・ザ・ミスツ・オブ・タイム(Through The Mists Of Time)」かなり軽い感じのポップ・ロック。
5曲目「キック・ユー・ウェン・ユア・ダウン(Kick You When You're Down)」は、ギターリフと掛け声(Oh No)がはまった曲。
6曲目「ウィッチズ・スペル(Witch's Spell)」は、淡々とリズムを刻むドラム、ギターリフ、途中で切り込むギターソロのバランスが最高。
7曲目「ディーモン・ファイアー(Demon Fire)」は、このアルバムで一番アップテンポの曲。ギターリフとセリフ調のコーラスが格好良いです。
8曲目「ワイルド・レピュテーション(Wild Reputation)」は、ベースから始まるブルージーなナンバー。
9曲目「ノー・マンズ・ランド(No Man's Land)」は、わりとスローな曲。タイトルは、付属の対訳だと「誰も知らない土地」と訳されています。
10曲目「システムズ・ダウン(Systems Down)」は、よく聴かないと分かりませんが、ボーカルに微かに掛かるエコーが効果的です。
11曲目「マネー・ショット(Money Shot)」は、笑い声が入って始まる、鉄板曲。
12曲目「コード・レッド(Code Red)」は、イントロから続くニョロニョロしたギターリフが耳に残る曲。

基本的に、何の変化もありません。まさに、AC/DCらしいロックが続きます。
強いてアルバムの難点をあげれば、決定的なキラー・チューンが無いのと、アップテンポの曲が少ない点ですかね。
でも、それも取るに足らないかな? 
今年は、代表作「バック・イン・ブラック(Back in Black)」から40周年ですが、そこから良く言っても悪く言っても進歩無し。逆に、それがこのバンドが偉大である象徴だと思います。

Youtubeで「ショット・イン・ザ・ダーク(Shot In The Dark)」のPV映像とメイキング映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 


同じくYoutubeで見つけた「リアライズ(Realize)」の音源です。
 


同じくYoutubeで見つけた「ウィッチズ・スペル(Witch's Spell)」の音源です。
 


同じくYoutubeで見つけた「ディーモン・ファイアー(Demon Fire)」の音源です。