「アズテック・カメラ(Aztec Camera)」の83年4月発表、1st「ハイ・ランド、ハード・レイン(High Land、Hard Rain)」を聴きました。

 

僕が持っているのは、12年発売の輸入盤エクスパンデッド・エディション、12年リマスター、ボートラ7曲付。

 

アズテック・カメラ1-1
(ジャケット表)

 

アズテック・カメラ1-2
(ジャケット裏)

 

アズテック・カメラ1-3

 

アズテック・カメラ1-4

 

アズテック・カメラ1-5

 

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アズテック・カメラ1-8

 

アズテック・カメラ1-9

 

アズテック・カメラ1-10

 

アズテック・カメラ1-11

 

アズテック・カメラ1-12
(ブックレット)
ブックレット型のジャケットで、内側に綴込み。

 

自分が一番洋楽にのめり込んだ、80年代の名作をピックアップして聴いています。
先日のホワイトスネイク「白蛇の紋章~サーペンス・アルバス(1987)」に続いて、第162弾はアズテック・カメラ。
 

アズテック・カメラは、ロディ・フレイム率いるスコットランド出身のバンド。
80年代名盤シリーズで以前取り上げた3rd「ラヴ(Love)」以降は、グループ名を名乗りながら実質ロディのソロ・プロジェクトとなりますが、デビュー当時は普通にバンド形式。
メンバーは、ロディ・フレイム(ボーカル&ギター)、キャンベル・オウエンズ(ベース)、バーニー・クラーク(キーボード)、デヴィッド・ラフィ(ドラムス)の4人。

 

このアルバムは、1作目(全英22位・全米129位)。
ネオアコースティックの金字塔とも言われ、渋谷系と呼ばれたフリッパーズ・ギター(小山田圭吾、小沢健二)にも多大な影響を与えた作品です。
以前書いたブログはこちら

 

1曲目「思い出のサニー・ビート(Oblivious)」は、初回発売時が全英47位、その後再発で全英18位。しかし、何でこんな邦題を付けたのでしょう。確かに、歌詞に「sunny」と「beat」と言う単語が別々に出て来るのですが、それを一緒にして「サニー・ビート」って一体何?ですよね。
2曲目「ザ・ボーイ・ワンダーズ(The Boy Wonders)」は、終盤にコーラスがアルバム・タイトルを連呼する曲。
3曲目「ウォーク・アウト・トゥ・ウィンター(Walk Out to Winter)」は、全英64位。他にも見られますが、弾き語りから始まって、遅れてバンド演奏が加わるパターンの曲。流れるようなギター・メロディーが秀逸な曲。
4曲目「ザ・ビューグル・サウンズ・アゲイン(The Bugle Sounds Again)」は、スローテンポで翳りのある曲。
5曲目「ウィ・クッド・センド・レターズ(We Could Send Letters)」は、中盤のアコースティックギター・ソロが美しい、5分を超えるアルバム最長(ボートラを除く)ナンバー。
6曲目「ピラー・トゥ・ポスト(Pillar To Post)」は、シングル・カットされるも、チャート・インせず。軽快なアップテンポの曲。これは良い曲です。
7曲目「リリース(Release)」は、弾き語りから始まり、徐々に盛り上がる曲。終盤のキーボードが印象的です。
8曲目「ロスト・アウトサイド・ザ・トンネル(Lost Outside the Tunnel)」は、華麗なアコースティックギター・ソロも聴き所の、ちょっとスパニッシュ風の曲。
9曲目「バック・オン・ボード(Back on Board)」は、ハーモニカや女性コーラスが入ったフォーキーな曲。
10曲目「ダウン・ザ・ディップ(Down the Dip)」は、9曲目の終わりに被って始まる弾き語りナンバー。
ボートラ11曲目「クィーンズ・タトゥーズ(Queen's Tattoos)」は、6曲目のシングルB面。掛け声コーラスも賑やかなロカビリー調の曲。 
同12曲目「ヘイワイアー(Haywire)」は、1曲目の12インチ・シングル収録曲。どことなく調子が外れた感じもしなくはない、暗めの弾き語りに近い曲。
同13曲目「オーキッド・ガール(Orchid Girl)」は、1曲目のシングルB面。
同14曲目「セット・ザ・キリング・フリー(Set the Killing Free)」は、3曲目のシングルB面。珍しく、ディストーションが掛かったノイジーなギターと目まぐるしいドラムが特徴的な曲。
同15曲目は、1曲目の12インチ・ミックス。女性コーラスを加えたお洒落なアレンジ。残念ながら、冒頭に明らかな音飛びがあります。14年発売の30周年記念盤では改善されたようですが、元の音源がそうなっていたようです。
同16曲目は、3曲目の12インチ・エクステンデッド・ヴァージョン。8分近いロング・ヴァージョンですが、4分近くまでインストゥルメンタル。
同17曲目は、1曲目の12インチ・エクステンデッド・リミックス。

 

Youtubeで「思い出のサニー・ビート(Oblivious)」のTVライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 

同じくYoutubeで見つけた「ウォーク・アウト・トゥ・ウィンター(Walk Out to Winter)」のTVライヴ映像です。

 

 

同じくYoutubeで見つけた「ザ・ボーイ・ワンダーズ(The Boy Wonders)」のTVライヴ映像です。

 

 

同じくYoutubeで見つけた「ウィ・クッド・センド・レターズ(We Could Send Letters)」のTVライヴ映像です。