「ディープ・パープル(Deep Purple)」の72年3月発表、6th「マシン・ヘッド(Machine Head)」を聴きました。

僕が持っているのは、06年発売の紙ジャケット、96年リマスター。

ディープパープル6-1
(ジャケット表)

ディープパープル6-2
(帯を外したジャケット表)

ディープパープル6-3
(ジャケット裏)

ディープパープル6-4
(ジャケット内側)

ディープパープル6-5
(内袋)

ディープパープル6-6
(歌詞カード)

ディープパープル6-7
(国内初回盤LP解説書)

レッド・ツェッペリンのアルバムを順に聴いているので、ライバル?ディープ・パープルのアルバムも久し振りに聴き直しています。

このアルバムは、前作「ファイアボール(Fireball)」に続く6枚目(全英1位・全米8位・オリコン6位)。

この当時のメンバーは、リッチ―・ブラックモア(ギター)、イアン・ギラン(ボーカル)、ロジャー・クローヴァー(ベース)、ジョン・ロード(キーボード)、イアン・ペイス(ドラムス)の5人で、いわゆる第2期と呼ばれるメンバー構成です。

個人的には、やや難解なツェッペリンより、明快なパープルの方が好きでした。
以前書いたブログはこちらです。

1曲目「ハイウェイ・スター(Highway Star)」は、代表曲。間奏のキーボードやギターのソロなど、クラシックの要素も取り入れた聴き所も多い曲。
2曲目「メイビー・アイム・ア・レオ(Maybe I'm a Leo)」は、ミディアム・テンポのブルージーなロック。
3曲目「ピクチャーズ・オブ・ホーム(Pictures of Home)」は、ドライブ感のある軽快な曲。途中のぐるぐる回るキーボード・ソロやベース・ソロ、曲が止まって再開する所など、割と凝った構成です。
4曲目「ネヴァー・ビフォア(Never Before)」は、全英35位。ファンキーなナンバー。
5曲目「スモーク・オン・ザ・ウォーター(Smoke on the Water)」は、1曲目と並ぶ代表曲。ギター教則とも言える冒頭のリフも有名です。また、「モントルーのカジノでフランク・ザッパがライブを行っていた際、観客の一人が会場の天井に向けて信号拳銃をを発射した所、火災事故が起きた」騒動の顛末をそのまま歌詞にしています。ちょうどレコーディングのために同地を訪れていて、グランドホテルからレマン湖の対岸に煙が浮かぶ煙(=Smoke on the Water)を目撃して歌詞が出来た次第です。    
6曲目「レイジー(Lazy)」は、7分を超える曲。荘厳な雰囲気で始まり、すぐにけたたましいキーボード・ソロに移行する前半は、ギターとキーボードによるファンキーなインスト。後半になってようやくボーカルが入り、ブルージーなハーモニカも鳴り響きます。
7曲目「スペース・トラッキン(Space Truckin')」は、これまたファンキーな曲。王様の「宇宙のトラック野郎」は、直訳タイトルにしても、ちょっと違うと思いますが…。

Youtubeで「ハイウェイ・スター(Highway Star)」のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeの「ネヴァー・ビフォア(Never Before)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「スモーク・オン・ザ・ウォーター(Smoke on the Water)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeの「スペース・トラッキン(Space Truckin')」のライヴ映像です。