「スウィング・アウト・シスター(Swing Out Sister)」の89年5月発表、2nd「カレイドスコープ・ワールド(Kaleidoscope World)」を聴きました。

僕が持っているのは、10年発売の紙ジャケット、10年リマスター、ボートラ6曲付。

スウィング・アウト・シスター2-1
(ジャケット表)

スウィング・アウト・シスター2-2
(ジャケット裏)

スウィング・アウト・シスター2-3

スウィング・アウト・シスター2-4
(内袋表裏)

スウィング・アウト・シスター2-5

スウィング・アウト・シスター2-6
(レーベルカード表裏)

スウィング・アウト・シスター2-7
(ステッカー)

スウィング・アウト・シスター2-8
(帯表裏)

自分が一番洋楽にのめり込んだ、80年代の名作をピックアップして聴いています。
先日のファイン・ヤング・カニバルズ「ザ・ロー&ザ・クックド(The Raw & the Cooked)」に続いて、第143弾はスウィング・アウト・シスター。

スウィング・アウト・シスターは、イギリス・マンチェスター出身のアンディ・コーネル(キーボード)とコリーン・ドリュリー(ボーカル)によるデュオ。

80年代名盤シリーズでは、大分前に1st「ベター・トゥ・トラベル(It's Better To Travel)」を取り上げましたが、2ndアルバムも大好きなので、久し振りに聴きました。
このアルバムは、2作目(全英9位・全米61位)。
制作中にマーティン・ジャクソン(ドラムス)が脱退し、以降2名体制となりました。
チャート的には順位が落ちましたし、1stの華やかさがなくなったように言われましたが、各曲の完成度はこちらの方が高いと思います。
オーケストラやブラスの起用には、バート・バカラックの影響も感じられます。
前回のブログはこちら

1曲目「ユー・オン・マイ・マインド(You On My Mind)」は、全英28位。このアルバムを象徴するようなオーケストラやホーンによる溌溂としたナンバー。
2曲目「ホエア・イン・ザ・ワールド(Where in the World)」は、全英47位。男女コーラスも絡んだお洒落なサウンド。クラシカルなアウトロが良いです。
3曲目「フォーエヴァー・ブルー(Forever Blue)」は、全英80位。ジミー・ウェッブのオーケストラ・アレンジによる珠玉の名曲。やっぱり、この曲ですね。大好きです。
4曲目「ハート・フォー・ハイアー(Heart For Hire)」は、オーケストラやトランペットによる軽快な曲。
5曲目「テインテッド(Tainted)」は、少しファンキーな雰囲気も漂う曲。
6曲目「ウェイティング・ゲーム(Waiting Game)」は、全米86位。前作に通じる、ブラスを導入した軽快なナンバー。この曲も好きです。
7曲目「プレイシャス・ワーズ(Precious Words)」は、3曲目同様、ジミー・ウェッブによる流暢なオーケストラ・サウンド。
8曲目「マスカレード(Masquerade)」は、アコースティックギターによるクラシカルな陰影に富んだ曲。
9曲目「ビトウィーン・ストレンジャーズ(Between Strangers)」は、ブラスによるダンサブルな曲。
10曲目「カレイドスコープ・アフェアー(The Kaleidoscope Affair)」は、3曲目のシングルB面。ムード音楽のようなコーラス入りのインスト。
ボートラ11曲目「コニー・アイランドの男(ひと)(Coney Island Man)」は、1曲目のシングルB面。スキャット入りのゴージャスな雰囲気のインスト。
同12曲目は、オーケストラによる7曲目のインスト。
同13曲目は、オーケストラによる3曲目のインスト(ストリング・ミックス)。
同14曲目は、8曲目のインスト。
同15曲目「タクシー・タウン(Taxi Town)」は、2曲目のシングルB面。2分近くイントロが続くのでインストと勘違いしそうですが、エレクトリックなアレンジの曲。
同16曲目「風のささやき(Windmills Of Your Mind)」は、2曲目の10インチ・シングル収録曲。ピアノ弾き語りによる悲しい雰囲気の曲。

15曲目と16曲目は、この紙ジャケットCD独自の新規ボーナストラック。

Youtubeで「フォーエヴァー・ブルー(Forever Blue)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeの「ユー・オン・マイ・マインド(You On My Mind)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「ホエア・イン・ザ・ワールド(Where in the World)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「ウェイティング・ゲーム(Waiting Game)」のPV映像です。