「リタ・クーリッジ(Rita Coolidge)」の77年3月発表、6th「エニイタイム…エニイホエア(Anytime...Anywhere)」を聴きました。

僕が持っているのは、09年発売の紙ジャケット、09年リマスター。

リタクーリッジ6-1
(ジャケット表)

リタクーリッジ6-2
(ジャケット裏)

リタクーリッジ6-3

リタクーリッジ6-4
(内袋表裏)

リタクーリッジ6-5

リタクーリッジ6-6
(レーベルカード表裏)

リタクーリッジ6-7
(帯表裏)

リタ・クーリッジは、アメリカの女性シンガー。

このアルバムは、キャリア最大のヒット作となった6作目(全米6位)。
キーボード、バック・ボーカル、アレンジャーとして大活躍しているブッカー・T・ジョーンズの貢献が大きいです。

1曲目「ハイヤー・アンド・ハイヤー((Your Love Keeps Lifting Me)Higher and Higher)」は、全米2位・全英48位。黒人ソウル・シンガー、ジャッキー・ウィルソンのカバー。軽快な曲ですが、「So keep it up」という所で声を張り上げたり、終盤転調してキーが一段高くなったりする点など、ブッカー・T・ジョーンズのアレンジが冴えています。
2曲目「あなたは最高(The Way You Do the Things You Do)」は、全米20位。テンプテーションズのカバー。モータウン・サウンドをロック・アレンジに変更しています。
3曲目「みんな一人ぼっち(We're All Alone)」は、全米7位・全英6位。ボズ・スキャッグスのカバー。元々は、ボズのアルバム「シルク・ディグリーズ(Silk Degrees)」に収録され、そこからカットされたシングルのB面曲に過ぎなかったのですが、リタのヒットのお蔭で代表曲になりました。やはり、この曲はメロディ歌詞ともに最高です。
4曲目「心の重荷(I Feel the Burden)」は、2曲目のシングルB面。デルバート&グレンのカバー。明るいロックン・ロール。
5曲目「もう話したくない(I Don't Want to Talk About It)」は、ニール・ヤングのバック・バンド、クレイジー・ホースのカバー。ロッド・スチュワートやエヴリシング・バット・ザ・ガールのカバーでも有名。
6曲目「ワーズ(Words)」は、全英25位。ビージーズのカバー。ハーモニー・ボーカルは、ブッカー・T・ジョーンズ。
7曲目「グッド・タイムズ(Good Times)」は、サム・クックのカバー。フィンガースナップ入りのスウィング調の曲。
8曲目「神のさだめ(Who's to Bless and Who's to Blame)」は、1曲目のシングルB面。当時の夫だったクリス・クリストファーソンの曲。コーラスなど、ちょっとゴスペルっぽいアレンジ。
9曲目「サザーン・レディ(Southern Lady)」は、3曲目のシングルB面。マイク・ヘイズルウッドの曲。
10曲目「ハングリー・イヤーズ(The Hungry Years)」は、ニール・セダカのカバー。

Youtubeで「みんな一人ぼっち(We're All Alone)」のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeで見つけた「ハイヤー・アンド・ハイヤー((Your Love Keeps Lifting Me)Higher and Higher)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeで見つけた「あなたは最高(The Way You Do the Things You Do)」の音源です。