「キース・リチャーズ(Keith Richards)」の88年10月発表、1st「トーク・イズ・チープ(Talk is Cheap)」を聴きました。

僕が持っているのは、19年に発売された30周年記念の輸入盤(1CD)、19年リマスター。
ブルース・ジャム・セッションの未発表曲が入ったボーナスCD付きや、写真集など色々とおまけが付いたボックス・セットも同時発売されております。

キース・リチャーズ1-1
(ジャケット表)

キース・リチャーズ1-2
(ジャケット裏)

キース・リチャーズ1-3
(ジャケット内側)

キース・リチャーズ1-4

キース・リチャーズ1-5

キース・リチャーズ1-6

キース・リチャーズ1-7

キース・リチャーズ1-8
(ブックレット)

キース・リチャーズ1-9
(ステッカー)

自分が一番洋楽にのめり込んだ、80年代の名作をピックアップして聴いています。
先日聴いたハワード・ジョーンズ「かくれんぼ(Human's Lib)」に続いて、第133弾はキース・リチャーズ。

このアルバムは、ローリング・ストーンズ活動休止中にレコーディングされた、初のソロ・アルバム(全英37位・全米24位)。

1曲目「ビッグ・イナフ(Big Enough)」は、ブーツィー・コリンズ(ベース)、メイシオ・パーカー(サックス)、バーニー・ウォーレル(キーボード)というファンク重鎮3名が参加したファンク・ナンバー。
2曲目「テイク・イット・ソー・ハード(Take It So Hard)」は、全米メインストリーム・ロック・チャート3位。これは、まさにストーンズ。ブックレットのクレジットが間違っている(ベースとドラムスが入れ替わり)のは、ご愛敬。
3曲目「ストラグル(Struggle)」は、全米メインストリーム・ロック・チャート47位。歯切れの良いギターとアコギ、軽快なドラムスが印象的な曲。
4曲目「ストゥッド・ユー・アップ(I Could Have Stood You Up)」は、2曲目のシングルB面。ミック・テイラーがギターで参加した、オールディーズ風ブギー。
5曲目「メイク・ノー・ミステイク(Make No Mistake)」は、サラ・ダッシュとのデュエットによるソウルフルなファンク・ナンバー。
6曲目「ユー・ドント・ムーヴ・ミー(You Don't Move Me)」は、全米メインストリーム・ロック・チャート18位。パーカッションが派手ですが、投げやりな感じのコーラスはストーンズですね。
7曲目「ハウ・アイ・ウィッシュ(How I Wish)」は、高揚感の溢れる軽快なナンバー。女性コーラスは、パティ・シャルファ(ブルース・スプリングスティーンの奥さん)。
8曲目「ロックアワイル(Rockawhile)」は、ちょっと単調な繰り返しのブルース・ロック。
9曲目「ホイップ・イット・アップ(Whip It Up)」は、ボビー・キーズのサックスも含めて、ストーンズっぽいファンキーなロックン・ロール。
10曲目「ロックド・アウェイ(Locked Away)」は、バイオリンやアコーディオンが哀愁を漂わせるカントリー風のバラード。終盤のギターが格好良いです。
11曲目「イット・ミーンズ・ア・ロット(It Means a Lot)」は、これまたギターが滅茶苦茶格好良く、思わず踊り出したくなる曲。スライド・ギターはワディ・ワクテル。

何で今まで聴かなかったんでしょうね。もう捨て曲無しの名盤ではありませんか!
英米のチャートが低いのが不思議でなりません。今出したら、大ヒット間違いないような気もします。
ソロ・アルバムですが、もろストーンズと感じさせるのは、チャーリー・ワッツを意識したようなスティーヴ・ジョーダンのドラミングとエンジニアの手腕ですね。
リマスターの音も良いです。

Youtubeで「テイク・イット・ソー・ハード(Take It So Hard)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeで見つけた「メイク・ノー・ミステイク(Make No Mistake)」のPV映像です。



同じくYoutubeで見つけた「ビッグ・イナフ(Big Enough)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeで見つけた「ストラグル(Struggle)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeで見つけた「ホイップ・イット・アップ(Whip It Up)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeで見つけた「ロックド・アウェイ(Locked Away)」のライヴ映像です。


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