「ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)」の80年発表、「ヒッツ(Hits!)」を聴きました。

僕が持っているのは、05年発売の紙ジャケット、05年リマスター。

ボズスキャッグス・ベスト1-1
(ジャケット表)
オリジナルの日本盤LPは、帯代わりのステッカーが外袋に貼付け。この紙ジャケも、外袋に同様のステッカーが貼り付けてあったと思いますが、中古盤のため外袋が取り換えられており、帯無しとなっていました(残念)。

ボズスキャッグス・ベスト1-2
(ジャケット裏)

ボズスキャッグス・ベスト1-3

ボズスキャッグス・ベスト1-4
(内袋表裏)

先月聴いたシェリル・クロウの「ヴェリー・ベスト・オブ・シェリル・クロウ(The Very Best of Sheryl Crow)」に続いて、ベスト盤を聴くシリーズ第33弾はボズ・スキャッグス。

このアルバムは、初のベスト盤(全米24位)。
そう言えば、ボズ・スキャッグスの来日を記念して、日本限定のベスト盤が新たに出るようですが、たまたまこの中古紙ジャケットをネットで見つけたので、こちらを入手しました。
日本盤は、米盤とは収録曲が異なります。このCDは、日本盤に準拠しております。

1曲目「ロウダウン(Lowdown)」は、全米3位・全英32位。軽快なテンポの曲ですが、途中でホーンとギターが入って、ギアチェンジのように変化する部分が好きです。7th「シルク・ディグリーズ(Silk Degrees)」収録曲。
2曲目「スロー・ダンサー(Slow Dancer)」は、流れるようなストリングスをバックに歌われるソウル・ナンバー。6th「スロー・ダンサー(Slow Dancer)」収録曲。
3曲目「ミス・サン(Miss Sun)」は、全米14位。TOTOのメンバー(デヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、スティーヴ・ポーカロ)が参加。リサ・ダルベロと言う女性アーチストのバック・ボーカルを超越したボーカルが最高です。このアルバム用の新曲。
4曲目「リド・シャッフル(Lido Shuffle)」は、全米11位・全英13位。タイトル通りのシャッフル・ビートとホーンが効果的な曲。何となく、ビリー・ジョエルを思い出させます。「シルク・ディグリーズ(Silk Degrees)」収録曲。
5曲目「ウィ・アー・オール・アローン(We're All Alone)」は、当初4曲目のB面曲でしたが、リタ・クーリッジがカバーしてヒット(全米7位)。今やボズのみならず、AORを代表する曲と言っても過言でない名曲。「シルク・ディグリーズ(Silk Degrees)」収録曲。
6曲目「ハリウッド(Hollywood)」は、全米49位。女性コーラスによるソウルフルな曲。8th「ダウン・トゥ・ゼン・レフト(Down Two Then Left)」収録曲。
7曲目「トワイライト・ハイウェイ(You Can Have Me Anytime)」は、5曲目を彷彿とするラヴ・バラード。ギター・ソロは、カルロス・サンタナ。9th「ミドル・マン(Middle Man)」収録曲。
8曲目「ジョジョ(JoJo)」は、全米17位。サックスやパーカッション、女性コーラスなどでゴージャスかつファンキーな感じの曲。「ミドル・マン(Middle Man)」収録曲。
9曲目「ハード・タイムス(Hard Times)」は、全米58位。リズム・ギターは、レイ・パーカー・ジュニア。「ダウン・トゥ・ゼン・レフト(Down Two Then Left)」収録曲。
10曲目「燃えつきて(Look What You've Done to Me)」は、全米14位。映画「アーバン・カウボーイ」サントラ収録曲。

「シルク・ディグリーズ」「ダウン・トゥ・ゼン・レフト」「ミドル・マン」の3枚は持っているので、聴いたことのないのは3曲だけでしたね。
ただし、1曲目と8曲目は、アルバムより短いシングル・ヴァージョンが収録されております。

Youtubeで「ロウダウン(Lowdown)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeの「リド・シャッフル(Lido Shuffle)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「ウィ・アー・オール・アローン(We're All Alone)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeの「ジョジョ(JoJo)」のPV映像です。