「エア・サプライ(Air Supply)」の80年3月発表、5th「ロスト・イン・ラヴ(Lost in Love)」を聴きました。

僕が持っているのは、09年に発売された紙ジャケット、06年リマスター、ボートラ3曲付。

エア・サプライ5-1
(日本盤ジャケット表)
日本盤は米盤とは異なるジャケットのため、それをカードで再現。日本のレコード会社は、今後このイメージ(夏、青い海、青い空)で統一して、毎回専用ジャケットを作成します。日本盤LP帯も再現。

エア・サプライ5-2
(帯を外した日本盤ジャケット表)

エア・サプライ5-3
(日本盤ジャケット裏)

エア・サプライ5-4
(米盤ジャケット表)

エア・サプライ5-5
(米盤ジャケット裏)

自分が一番洋楽にのめり込んだ、80年代の名作をピックアップして聴いています。
先日のフェアーグラウンド・アトラクション「ファースト・キッス(The First of a Million Kisses)」に続いて、第122弾はエア・サプライ。

エア・サプライは、オーストラリア・メルボルン出身のAORバンド。
メンバーは、ラッセル・ヒッチコック(ボーカル)、グラハム・ラッセル(ギター、ピアノ、バック・ボーカル)を中心とした5人組。

このアルバムは、全米デビュー盤であり、ブレイクを果たした5作目(全米22位・全豪21位)。

1曲目「ロスト・イン・ラヴ(Lost in Love)」は、全米3位。79年発表の前作「スーパーナチュラル(Life Support)」収録曲のリメイク。まさに、バンドのイメージそのものの楽曲で、僕も好きです。
2曲目「オール・アウト・オブ・ラヴ(All Out of Love)」は、全米2位・全豪9位。
3曲目「ときめきの愛を(Every Woman in the World)」は、全米5位・全豪8位。日本盤LP帯を見ると分かるように、元の邦題は「この世のすべての女性へ」で、シングル・カットされる際に「ときめきの愛を」に変更されています。
4曲目「ジャスト・アナザー・ウーマン(Just Another Woman)」は、79年発表の前作「スーパーナチュラル(Life Support)」収録曲のリメイク。3曲目までと打って変わった、ディスコ・ロック調の曲。
5曲目「ハヴィング・ユー・ニア・ミー(Having You Near Me)」は、3曲目のシングルB面。
6曲目「アメリカン・ハーツ(American Hearts)」は、キャッチーなストリングスも印象に残るアメリカン・ロック。
7曲目「チャンセズ(Chances)」は、アコースティック・ギターやストリングスによる壮大な曲。
8曲目「オールド・ハビッツ・ダイ・ハード(Old Habits Die Hard)」は、2曲目のシングルB面。カントリー・ロック。
9曲目「燃えない心(I Can't Get Excited)」は、アップテンポのロックン・ロール。
10曲目「マイ・ベスト・フレンド(My Best Friend)」は、ストリングスを取り入れたアコースティックな曲。
ボートラ11曲目「ロスト・イン・ラヴ(オリジナル・オーストラリアン・ヴァージョン)(Lost in Love(Original version))」は、79年発表の前作「スーパーナチュラル(Life Support)」に収録されたオリジナル・ヴァージョン。全豪13位。1曲目よりも1分半以上長いです。
同12曲目「エンプティ・ペイジズ(Empty Pages)」は、76年にオーストラリアで発表された2ndシングル。全豪43位。
同13曲目「ラヴ・アンド・アザー・ブルージズ(Love and Other Bruises)」は、同じく76年にオーストラリアで発表された1stシングル。全豪6位。

日本では、エア・サプライの清涼感溢れる音楽を「ペパーミント・サウンド」を称したようですが、それだけではなく、バラエティにも富んだ傑作だと思います。

Youtubeで「ロスト・イン・ラヴ(Lost in Love)」のPV映像とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。





同じくYoutubeの「オール・アウト・オブ・ラヴ(All Out of Love)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「ときめきの愛を(Every Woman in the World)」のPV映像です。