「リトル・フィート(Little Feat)」の79年11月発表、8th「ダウン・オン・ザ・ファーム(Down On The Farm)」を聴きました。

僕が持っているのは、07年発売の紙ジャケット、07年リマスター。

リトルフィート8-1
(ジャケット表)

リトルフィート8-2
(帯を外したジャケット表)
お馴染みのネオン・パークが描いたユニークなイラスト。擬人化されたアヒルですね。

リトルフィート8-3
(ジャケット裏)

リトルフィート8-4

リトルフィート8-5
(内袋表裏)
オリジナル・スリーヴ。

シカゴに続いて、久し振りにリトル・フィートのアルバムを聴いています。

リトル・フィートは、ロスで結成されたアメリカン・ルーツ・ミュージックの影響を色濃く感じさせるロック・バンド。
この時点のメンバーは、ローウェル・ジョージ(スライド・ギター、ボーカル)、ポール・パレア(ギター、ボーカル)、ビル・ペイン(キーボード、ボーカル)、ケニー・グラッドニー (ベース)、リッチー・ヘイワード(ドラムス)、サム・クレイトン(パーカッション、ボーカル)の6人。

このアルバムは、8作目。
元々、この作品を出して解散しようと思っていたらしいですが、発表前にローウェル・ジョージが心臓発作で亡くなったため、追悼作兼ローウェル・ジョージ在籍時の最終作となりました。
以前書いたブログは、こちらです。

1曲目「ダウン・オン・ザ・ファーム(Down On The Farm)」は、冒頭の蛙の鳴き声と「シャラップ」の掛け合いがユニークな曲。ポール・パレアのリード・ボーカル。
2曲目「シックス・フィート・オブ・スノー(Six Feet of Snow)」は、軽快なカントリー・ロック。スティール・ギターは、フライング・ブリトー・ブラザーズのスヌーキー・ピート・クライナウ。
3曲目「パーフェクト・インパーフェクション(Perfect Imperfection)」は、AOR的な雰囲気を持つ、洗練された大人っぽい曲。
4曲目「ココモ(Kokomo)」は、スライド・ギターも心地良いローウェルらしい曲ですが、そのギター・ソロは後に再結成リトル・フィートに加入するフレッド・タケットが弾いているようです。
5曲目「ビー・ワン・ナウ(Be One Now)」は、アコギの響きも美しい、ミディアム・テンポの曲。
6曲目「愛は素直に(Straight from the Heart)」は、セカンド・ライン系のファンキーな曲。
7曲目「フロント・ページ・ニュース(Front Page News)」は、ビル・ペインのキーボードが目立つジャズ・フュージョン的な曲。
8曲目「夢ならさめないで(Wake up Dreaming)」は、ビル・ペインのリード・ボーカル。明るいアメリカン・ロックのため、ちょっと退屈です。
9曲目「フィール・ザ・グルーヴ(Feel the Groove)」は、珍しいサム・クレイトンのリード・ボーカル。メロディーに呼応するギター、キーボード、ホーンがユニークなレゲエ調の曲。

Youtubeで「ダウン・オン・ザ・ファーム(Down On The Farm)」の音源を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeで見つけた「愛は素直に(Straight from the Heart)」の音源です。