「ザ・フー(The Who)」の14年12月発表、ベスト盤「ヒッツ50!(The Who Hits 50!)」を聴きました。

僕が持っているのは、14年発売の国内盤、2枚組デラックス・エディション。

ザ・フーベスト1-1
(ジャケット表)

ザ・フーベスト1-2
(ジャケット裏)

ザ・フーベスト1-3

ザ・フーベスト1-4
(ブックレット裏、CD盤面&トレイ下)

ザ・フーベスト1-5

ザ・フーベスト1-6

ザ・フーベスト1-7

ザ・フーベスト1-8

ザ・フーベスト1-9

ザ・フーベスト1-10
(ブックレット)

ザ・フーベスト1-11
(帯表裏)

先日のビリー・ジョエル「ビリー・ザ・ベスト1&2(Greatest Hits Volume1 & Volume2)」に続いて、ベスト盤を聴くシリーズ第10弾はザ・フー。

このアルバムは、新曲1曲を含むデビュー50周年を記念したベスト・アルバム(全英11位)。
以前書いたブログは、こちらです。

Disc1
1曲目「ズート・スーツ(Zoot Suit)」は、前身のハイ・ナンバーズ名義のデビュー・シングル。
2曲目「アイ・キャント・エクスプレイン(I Can't Explain)」は、全英8位・全米93位。ザ・フー名義の1stシングル。
3曲目「エニウェイ・エニハウ・エニホエア(Anyway, Anyhow, Anywhere)」は、全英10位。
4曲目「マイ・ジェネレーション(My Generation)」は、全英2位・全米74位。1stアルバム「マイ・ジェネレーション(My Generation)」収録の初期代表曲。吃音のように歌う独特のボーカルとエンディングの地鳴りのようなドラムスが印象的です。
5曲目「恋のピンチ・ヒッター(Substitute)」は、全英5位。
6曲目「ザ・キッズ・アー・オールライト(The Kids Are Alright)」は、全英41位。1stアルバム「マイ・ジェネレーション(My Generation)」収録曲。
7曲目「アイム・ア・ボーイ(I'm a Boy)」は、全英2位。
8曲目「ハッピー・ジャック(Happy Jack)」は、全英3位・全米24位。
9曲目「ボリスのくも野郎(Boris the Spider)」は、ジョン・エントウィッスルの歌う面白い曲。2ndアルバム「ア・クイック・ワン(A Quick One)」収録曲。
10曲目「リリーのおもかげ(Pictures of Lily)」は、全英4位・全米51位。
11曲目「ラスト・タイム(The Last Time)」は、全英44位。ローリング・ストーンズのカバー。ミックやキースがドラッグで逮捕された時に釈放を求めて、シングル盤を短期間発売したもの。
12曲目「恋のマジック・アイ(I Can See for Miles)」は、全英10位・全米9位。3rdアルバム「ザ・フー・セル・アウト(The Who Sell Out)」収録曲。
13曲目「コール・ミー・ライトニング (Call Me Lightning)」は、全米40位。
14曲目「ドッグス(Dogs)」は、全英25位。途中セリフ入り。
15曲目「マジック・バス(Magic Bus)」は、全英26位・全米25位。
16曲目「ピンボールの魔術師(Pinball Wizard)」は、全英4位・全米19位。4thアルバム「トミー(Tommy)」収録曲。
17曲目「俺は自由だ(I'm Free)」は、全米37位。4thアルバム「トミー(Tommy)」収録曲。
18曲目「ザ・シーカー(The Seeker)」は、全英19位・全米44位。
19曲目「サマータイム・ブルース(ライヴ)(Summertime Blues(live))」は、全英38位・全米27位。ライヴ・アルバム「ライヴ・アット・リーズ(Live at Leeds)」収録曲。エディ・コクランのカバー。曲の終りに短く、しかも小さく歓声が入っているだけなので、ライヴの感じがちっともしません。
20曲目「シー・ミー・フィール・ミー(See Me, Feel Me)」は、全米27位。4thアルバム「トミー(Tommy)」収録曲。
21曲目「無法の世界(シングル・エディット)(Won’t Get Fooled Again(single edit))」は、全英9位・全米15位。5thアルバム「フーズ・ネクスト(Who's Next)」収録曲。浮遊感のあるシンセが印象的な曲ですが、この曲は短く編集されているため、アルバム・ヴァージョンに慣れている分、違和感が残ります。
22曲目「ワイルド・アクション(Let’s See Action)」は、全英16位。幻となった「ライフハウス・プロジェクト」からの曲。
23曲目「バーゲン(Bargain)」は、5thアルバム「フーズ・ネクスト(Who's Next)」収録曲。
24曲目「ビハインド・ブルー・アイズ(Behind Blue Eyes)」は、全米34位。5thアルバム「フーズ・ネクスト(Who's Next)」収録曲。

Disc1は、24曲中13曲がモノラル録音のため、音質的に今一つです。

Disc2
1曲目「ババ・オライリー(Baba O’Riley)」は、5thアルバム「フーズ・ネクスト(Who's Next)」収録曲。これまた、ループしたシンセが印象的な曲。
2曲目「ジョイン・トゥゲザー(Join Together)」は、全英9位・全米17位。幻となった「ライフハウス・プロジェクト」からの曲。
3曲目「奴らに伝えろ!(Relay)」は、全英21位・全米39位。幻となった「ライフハウス・プロジェクト」からの曲。
4曲目「5:15(5時15分)(5:15)」は、全英20位。6thアルバム「四重人格(Quadrophenia)」収録曲。
5曲目「愛の支配(Love Reign O’er Me)」は、全英76位。6thアルバム「四重人格(Quadrophenia)」収録曲。ロジャー・ダルトリーの熱唱が感動的な曲。
6曲目「ポストカード(Postcard)」は、全米64位。コンピレーション・アルバム「オッズ&ソッズ(Odds & Sods)」収録曲。
7曲目「スクイーズ・ボックス(Squeeze Box)」は、全英10位・全米16位。7thアルバム「ザ・フー・バイ・ナンバーズ(The Who by Numbers)」収録曲。ピート・タウンゼントがバンジョーやアコーディオン(スクイーズ・ボックス)と共に、飄々と歌う曲。
8曲目「スリップ・キッド(Slip Kid)」は、7thアルバム「ザ・フー・バイ・ナンバーズ(The Who by Numbers)」収録曲。
9曲目「フー・アー・ユー(Who Are You)」は、全英18位・全米14位。8thアルバム「フー・アー・ユー(Who Are You)」収録曲。
10曲目「トリック・オブ・ザ・ライト(Trick Of The Light)」は、8thアルバム「フー・アー・ユー(Who Are You)」収録曲。
11曲目「ユー・ベター・ユー・ベット(You Better You Bet)」は、全英9位・全米18位。ドラマーにケニー・ジョーンズを迎えて制作された曲。9thアルバム「フェイス・ダンシズ(Face Dances)」収録曲。
12曲目「ドント・レット・ゴー・ザ・コート(Don’t Let Go The Coat)」は、全英47位・全米84位。9thアルバム「フェイス・ダンシズ(Face Dances)」収録曲。
13曲目「アセーナ(Athena)」は、全英40位・全米28位。10thアルバム「イッツ・ハード(It's Hard)」収録曲。
14曲目「エミネンス・フロント(Eminence Front)」は、全米68位。10thアルバム「イッツ・ハード(It's Hard)」収録曲。
15曲目「イッツ・ハード(It's Hard)」は、全米メインストリーム・ロック・チャート39位。10thアルバム「イッツ・ハード(It's Hard)」収録曲。
16曲目「リアル・グッド・ルッキング・ボーイ(Real Good Looking Boy)」は、40周年記念のベスト盤「ゼン・アンド・ナウ 1964-2004(Then and Now)」に収録されていた新曲。イントロや中盤に「好きにならずにいられない(Can't Help Falling In Love)」のメロディや歌詞が流れることから分かるように、エルヴィス・プレスリーへのトリビュート曲。ベースはELPのグレック・レイク、ドラムスはザック・スターキーが担当。
17曲目「イッツ・ノット・イナフ(It's Not Enough)」は、全米メインストリーム・ロック・チャート37位。11thアルバム「エンドレス・ワイヤー(Endless Wire)」収録曲。
18曲目「ビー・ラッキー(Be Lucky)」は、新曲。ベースはピノ・パラディーノ、ドラムスはザックが担当。

13曲目や16曲目は、まるでキース・ムーンがドラムを叩いているようで、やはりその辺りは意識せざるを得ないんだなと思いました。

久し振りに聴きましたが、シカゴを聴き終えたら、ザ・フーの歴代のアルバムも一から聴き直しましょうかね?

Youtubeで「アイ・キャント・エクスプレイン(I Can't Explain)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeの「マイ・ジェネレーション(My Generation)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeの「恋のピンチ・ヒッター(Substitute)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「ザ・キッズ・アー・オールライト(The Kids Are Alright)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「ハッピー・ジャック(Happy Jack)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「ピンボールの魔術師(Pinball Wizard)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeの「サマータイム・ブルース(Summertime Blues)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「無法の世界(Won’t Get Fooled Again)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeの「ババ・オライリー(Baba O’Riley)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeの「5:15(5時15分)(5:15)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「エミネンス・フロント(Eminence Front)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeの「ビー・ラッキー(Be Lucky)」のPV映像です。


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