「ピンク・フロイド(Pink Floyd)」の88年11月発表、「光~PERFECT LIVE!(Delicate Sound Of Thunder)」を聴きました。

僕が持っているのは、05年発売の紙ジャケット、2枚組、オリジナル・マスター。

ピンク・フロイド・ライヴ1-1
(ジャケット表)
英国初回盤LPを忠実に再現。電球男と鳥男のジャケット・デザインは、元ヒプノシスのストーム・トーガソン。

ピンク・フロイド・ライヴ1-2
(ジャケット裏)

ピンク・フロイド・ライヴ1-3
(ジャケット内側)

ピンク・フロイド・ライヴ1-4

ピンク・フロイド・ライヴ1-5
(内袋表裏)

ピンク・フロイド・ライヴ1-6

ピンク・フロイド・ライヴ1-7
(レーベル・カード表裏)

ピンク・フロイド・ライヴ1-8
(帯表裏)

16年振りにピンク・フロイドの紙ジャケットが再発されましたが、ギルモア期のライヴ・アルバム2作は、リマスター盤が発売されていないので、当然オミット。
でも、せっかく順番に聴いて来たので、旧紙ジャケットで聴き直しました。

このアルバムは、前作「鬱(A Momentary Lapse of Reason)」のワールド・ツアーを収めたライヴ・アルバム(全英11位・全米11位)。
先月聴いた「ザ・ウォール・ライヴ:アールズ・コート1980-1981(Is There Anybody Out There? The Wall: Live 1980-1981)」は00年の発表、4th「ウマグマ(Ummagumma)」はスタジオ録音とライヴ録音で構成される2枚組だったので、単独のライヴ・アルバムとしては、長いバンドの歴史において最初に発表されたものです。

メンバーは、デヴィッド・ギルモア(ギター)とニック・メイスン(ドラムス)に加え、リチャード・ライト(キーボード)が正式に復帰しました。
前回のブログは、こちらです。

Disc1
1曲目「クレイジー・ダイアモンド(Shine On You Crazy Diamond)」は、9th「炎~あなたがここにいてほしい(Wish You Were Here)」収録曲。
2曲目「幻の翼(Learning To Fly)」
3曲目「空虚なスクリーン(Yet Another Movie)」
4曲目「輪転(Round And Around)」
5曲目「時のない世界(Sorrow)」
6曲目「戦争の犬たち(The Dogs Of War)」
7曲目「現実との差異(On The Turning Away)」
以上6曲は、13th「鬱」収録曲。
「鬱」のナンバーでは、優しいボーカルと突き抜けるギターが最高の7曲目が一押しです。

Disc2
1曲目「吹けよ風、呼べよ嵐(One Of These Days)」は、6th「おせっかい(Meddle)」収録曲。
2曲目「タイム(Time)」は、8th「狂気(The Dark Side of the Moon)」収録曲。この曲はギルモアとライトのツイン・ボーカルなので、ライトの復帰がうれしいですね。
3曲目「あなたがここにいてほしい(Wish You Were Here)」は、9th「炎~あなたがここにいてほしい」収録曲。
4曲目「アス・アンド・ゼム(Us And Them)」
5曲目「マネー(Money)」
以上2曲は、8th「狂気」収録曲。
6曲目「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール(パート2)(Another Brick In The Wall-Part Ⅱ)」
7曲目「コンフォタブリー・ナム(Comfortably Numb)」
8曲目「ラン・ライク・ヘル(Run Like hell)」
以上3曲は、11th「ザ・ウォール(The Wall)」収録曲。
やっぱり、Disc2の方が馴染みがあって、聴き易いですね。

面白いエピソードとしては、ロシアの宇宙船、ソユーズTM-7の乗員がこのアルバムのカセットを船内に持ち込んで聴いたそうです。これによって、宇宙空間で最初に聞かれた音楽作品の称号が与えられています。
また、ピンク・フロイドのメンバーも打ち上げに立ち会ったとの事です。

Youtubeで「幻の翼(Learning To Fly)」のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。
以下、全て同名のライヴ・ビデオの映像です。



同じくYoutubeで見つけた「現実との差異(On The Turning Away)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeで見つけた「タイム(Time)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeで見つけた「マネー(Money)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeで見つけた「コンフォタブリー・ナム(Comfortably Numb)」のライヴ映像です。