「ヒューマン・リーグ(The Human League)」の81年10月発表、3rd「ラヴ・アクション(Dare)」を聴きました。

僕が持っているのは、17年発売の紙ジャケット、17年リマスター、ボートラ8曲付。

ヒューマン・リーグ3-1
(ジャケット表)
英国初回アナログ盤ジャケットを忠実に再現。日本初回盤LP帯付。

ヒューマン・リーグ3-2
(帯を外したジャケット表)
日本盤LPは、ジャケット表裏内側4名の写真を使ったオリジナル・デザインのため、これとは異なります。

ヒューマン・リーグ3-3
(ジャケット裏)

ヒューマン・リーグ3-4
(ジャケット内側)

ヒューマン・リーグ3-5

ヒューマン・リーグ3-6
(内袋表裏)

ヒューマン・リーグのアルバム6枚が、初の紙ジャケット、最新リマスターにて再発されました。
当初は8月発売予定だったのが、2回も延期。一時はどうなるかと思いましたが、何とか手にすることが出来てうれしいです。

ヒューマン・リーグは、フィル・オーキーを中心とするイギリスのエレポップ・バンド。
このアルバムからメンバー・チェンジが行われ、この時点のメンバーは、オリジナル・メンバーのフィル・オーキー(ボーカル)、フィリップ・エイドリアン・ライト(シンセサイザー、スライド)に加え、ジョアンヌ・キャトラル(ボーカル)、スーザン・アン・サリー(ボーカル)、イアン・バーデン(シンセサイザー)、ジョー・キャリス(シンセサイザー)の6人。
ヒューマン・リーグと言えば、フィルが女性二人を引き連れているイメージが強いですが、その体制がようやく確立したことになります。

このアルバムは、大ヒットした3作目(全英1位・全米3位)。
プロデューサーは、ヒューマン・リーグとマーティン・ラシェント。
80年代名盤シリーズとして、一度プラケのCDで記事を書いています(こちら)が、その時の邦題は「デアー!」に改変されていました。
LPの邦題は、収録曲(9曲目)から拝借しています。

1曲目「夢のかけら(The Things That Dreams Are Made Of)」は、08年にリミックス&リマスターされ、ダンスEPとして再発された曲。
2曲目「オープン・ユア・ハート(Open Your Heart)」は、全英6位。
3曲目「ザ・サウンド・オブ・ザ・クラウド(The Sound of the Crowd)」は、全英12位。
5曲目「ドゥ・オア・ダイ(Do or Die)」は、後半インストが長く続くノリの良い曲。
6曲目「ゲット・カーター(Get Carter)」は、短いインスト。
7曲目「アイ・アム・ザ・ロー(I Am the Law)」は、従来路線のダークな雰囲気の曲。
9曲目「ラブ・アクション(I BELIEVE IN LOVE)(Love Action(I Believe in Love))」は、全英3位。
10曲目「愛の残り火(Don't You Want Me)」は、全英1位・全米1位。どの曲も完成度が高い中で、さらに群を抜いて良く出来た曲だと思います。スーザンがソロで歌う部分も良いですね。
ボートラは、82年7月に、「ザ・リーグ・アンリミテッド・オーケストラ」名義で発表されたリミックス・アルバム「ラヴ・アンド・ダンシング(Love and Dancing)」(全英3位・全米135位)を全曲収録。
同11曲目「ハード・タイムス(Hard Times)」は、アルバム未収録曲のリミックス(インスト)。
同12曲目は、9曲目のリミックス(インスト)。
同13曲目は、10曲目のリミックス(インスト)。
同14曲目は、1曲目のリミックス(インスト)。
同15曲目は、5曲目のリミックス(インスト)。
同16曲目は、8曲目「セカンズ(Seconds)」のリミックス(インスト)。
同17曲目は、2曲目のリミックス(インスト)。
同18曲目は、3曲目のリミックス(インスト)。

メンバー分裂による急場しのぎで、女性2人を加えたのですが、ポップ化と相まって成功しました。
ボートラのインスト集は、BGMとして楽しめます。

Youtubeで「愛の残り火(Don't You Want Me)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeの「ラブ・アクション(I BELIEVE IN LOVE)(Love Action(I Believe in Love))」のPV映像です。



同じくYoutubeの「オープン・ユア・ハート(Open Your Heart)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「ラヴ・アンド・ダンシング(Love and Dancing)」の音源です。



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