今日は「スターシップ(Starship)」の85年9月発表、1st「フープラ(Knee Deep in the Hoopla)」を聴きました。

僕が持っているのは、08年発売の紙ジャケット、08年リマスター。

スターシップ1-1
(ジャケット表)
米国初回盤LPジャケットを再現。よく考えれば、これも微妙なセンスのジャケット・デザイン。引き継がなくても良いのに、この辺りのセンスを引き継いでしまっていますね。

スターシップ1-2
(ジャケット裏)

スターシップ1-3

スターシップ1-4
(内袋表裏)

スターシップ1-5
(帯表裏)

ポール・カントナーとディヴィッド・フライバーグが脱退し、ジェファーソン・スターシップからスターシップに改名して再出発した1作目(全米7位)。
このアルバムは、今年2月にプラケのリマスター盤を紹介してますが、ここまで順番に紙ジャケットを中古で収集してきたので、これも紙ジャケで揃えました。
ただ、プラケとはリマスターが違うような気がします。

この時点の正式メンバーは、ミッキー・トーマス(ボーカル)、グレイス・スリック(ボーカル)、クレイグ・チャキーソ(リード・ギター)、ピート・シアーズ(ベース&キーボード)、ドニー・ボールドウィン(ドラムス)の5名。

1曲目「シスコはロックシティ(We Built This City)」は、全米1位・全英12位。トーマスとスリックのデュエット。何度聴いても、途中でDJのアナウンスが挿入される点が斬新に思えます。
2曲目「セーラ(Sara)」は、全米1位・全英66位。パワー・バラード。この曲は好きです。
3曲目「トゥモロー・ダズント・マター・トゥナイト(Tomorrow Doesn't Matter Tonight)」は、全米26位。後半荘厳なコーラスも入る、トーマスのハイトーン・ボーカルによるハードロック。
4曲目「ロック・マイセルフ・トゥ・スリープ(Rock Myself to Sleep)」は、グレイスのリード・ボーカルに、ゲスト・ボーカルとしてケヴィン・ダブロウ(クワイエット・ライオット)が参加。最初の絶叫はまさにタブロウですね。
6曲目「プライヴェイト・ルーム (Private Room)」は、このアルバム唯一のメンバー(チャキーソ&トーマス)作の楽曲。乾いた感じのギター・カッティングが印象的です。
7曲目「ビフォア・アイ・ゴー(Before I Go)」は、全米68位。
8曲目「ハーツ・オブ・ザ・ワールド(Hearts of the World(Will Understand))」は、スリックのリード・ボーカル。
9曲目「ラヴ・ラスツ(Love Rusts)」は、トーマスとスリックのデュエット。ちょっと幻想的な曲。

前回聴いたときは、1曲目などでトーマスとスリックのボーカルの聴き分けが出来ませんでしたが、さすがに今回はずっと聴いて来ただけに違いが分かりますね。まあ、PVを見れば一目瞭然なんですが…。
カントナーがいなくなって、合唱スタイルの曲が全く無くなってしまったのは、残念。
3、4分台で曲をまとめ、コンパクトかつキャッチーな作りを目指したのが、ヒットにつながったと思います。

Youtubeで「シスコはロックシティ(We Built This City)」のPV映像とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。





同じくYoutubeの「セーラ(Sara)」のPV映像とライヴ映像です。





同じくYoutubeの「トゥモロー・ダズント・マター・トゥナイト(Tomorrow Doesn't Matter Tonight)」のPV映像です。



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