今日は「スティング(Sting)」の87年10月発表、2nd「ナッシング・ライク・ザ・サン(Nothing Like The Sun)」を聴きました。

僕が持っているのは、17年発売の紙ジャケット、98年リマスター。

スティング2-1
(ジャケット表)
米国初回盤LPを再現。日本初回盤LP帯を再現。

スティング2-2
(帯を外したジャケット表)
美しいコーティング写真。

スティング2-3
(ジャケット裏)

スティング2-4

スティング2-5
(歌詞カード表裏)
収録時間が55分超なので、アナログは2枚組だったようです。
レーベル・カードは、今回は付属していません。

自分が一番洋楽にのめり込んだ、80年代の名作をピックアップして聴いています。
先日のシンディ・ローパー「シーズ・ソー・アンユージュアル(She's So Unusual)」に続いて、第65弾はスティング。

ちょうど来日記念で、ソロ・アルバムの紙ジャケットが再発されたので、このアルバムを80年代名作シリーズで取り上げましょう。
ソロ・アルバム2作目(全英1位・全米9位)。プロデューサーは、スティングとニール・ドーフスマンです。
前回書いたブログはこちら

1曲目「ザ・ラザラス・ハート(The Lazarus Heart)」は、盟友アンディ・サマーズがギターを弾く、ロック調の曲。
2曲目「ビー・スティル・マイ・ビーティング・ハート(Be Still My Beating Heart)」は、全米15位。この曲も、アンディ・サマーズがギターで参加。
3曲目「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク(Englishman in New York)」は、全英51位・全米84位。印象的なサックスは、ブランフォード・マルサリス。
4曲目「歴史はくり返す(History Will Teach Us Nothing)」は、繰り返し歌われる「soon or later」と言う歌詞と、アフリカンなパーカッションが印象的な曲。
5曲目「孤独のダンス(They Dance Alone(Cueca Solo))」は、全英94位。終盤になってダンサブルに曲調が変化するまで、ゆったりとした雰囲気で進みます。歌詞は、当時のチリ軍事政権の圧政に対する抗議とも言える内容。マーク・ノップラーとエリック・クラプトンがギターで参加し、パナマ出身のルーベン・ブラデスが途中の語りを担当しています。
6曲目「フラジャイル( Fragile)」は、全英70位。スティング自らアコースティック・ギターを弾くボサノヴァ風の曲。
7曲目「ウィル・ビー・トゥゲザー(We'll Be Together)」は、全英41位・全米7位。強力なダンス・ナンバー。終盤、前作に収録されていた「セット・ゼム・フリー(If You Love Somebody Set Them Free)」の歌詞を口ずさんでいますが、その裏で掛け合いのボーカルを聞かせているのが、ユーリズミックスのアニー・レノックス。
9曲目「ロック・ステディー(Rock Steady)」は、ジャージーながらも軽快な曲。
10曲目「シスター・ムーン(Sister Moon)」は、夜の雰囲気にぴったりのマイルドな曲調。この曲の歌詞の一節(元はシェイクスピア)から、アルバム・タイトルが付けられています。
11曲目「リトル・ウイング(Little Wing)」は、ジミ・ヘンドリックスのカバー。ギル・エヴァンスがアレンジを担当。僕は全然知りませんでしたが、印象的なギター・ソロを弾いているのはハイラム・ブロックと言う黒人ジャズ・ギタリスト。カバーですが、スティングが歌うこのヴァージョンはギターも含めて好きです。

Youtubeで「ウィル・ビー・トゥゲザー(We'll Be Together)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeで見つけた「ビー・スティル・マイ・ビーティング・ハート(Be Still My Beating Heart)」のPV映像です。



同じくYoutubeで見つけた「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク(Englishman in New York)」のPV映像です。



同じくYoutubeで見つけた「フラジャイル( Fragile)」のPV映像です。



同じくYoutubeで見つけた「孤独のダンス(They Dance Alone(Cueca Solo))」のPV映像とライヴ映像です。





同じくYoutubeで見つけた「リトル・ウイング(Little Wing)」のライヴ映像です。



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