今日は「スターシップ(Starship)」の85年9月発表、1st「フープラ(Knee Deep in the Hoopla)」を聴きました。

僕が持っているのは、13年発売の国内盤(レガシーレコーディング・シリーズ)、06年リマスター。

スターシップ1-1
(ジャケット表)

スターシップ1-2
(ジャケット裏)

スターシップ1-3
(ブックレット内側)
ブックレットと言っても、1枚ペラです。

スターシップ1-4
(帯表裏)

自分が一番洋楽にのめり込んだ、80年代の名作をピックアップして聴いています。
昨日のバングルス「シルバー・スクリーンの妖精(Different Light)」に続いて、第42弾はスターシップ。

このアルバムは、1作目(全米7位)。
1作目と言っても、このバンドは前身のジェファーソン・エアプレインから始まって、ジェファーソン・スターシップを経て、スターシップに進化を遂げた訳で、この時点で既に20年を経過しています。
ただし、長い歴史の中で初めて、全米1位に輝いたシングル2曲を含んだ大ヒット・アルバム(全米7位)となりました。
当時のメンバーは、ミッキー・トーマス(ボーカル)、グレイス・スリック(ボーカル)、クレイグ・チャキーソ(ギター)、ピート・シアーズ(ベース)、ドニー・ボールドウィン(ドラムス)の5人。

実は、このバンドも今回聴くのが初めて。
この手のパワー・ロック系のアメリカン・バンドは、ずっと苦手なジャンルだったので。もっとも、今では全然苦にはなりませんが。
ジェファーソン・エアプレインは随分前に紙ジャケットで再発されましたが、買い逃してしまい、これも聴いたことがありません。いつか機会があればと思ってはいるのですが…。

1曲目「シスコはロックシティ(We Built This City)」は、全米1位・全英12位。途中でDJのアナウンスが挿入される点が斬新ですね。邦題には「シスコ」とありますが、「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」や「その街はベイに面してる」と言った歌詞が出てくるだけで、直接「シスコ」とは歌っていません。
2曲目「セーラ(Sara)」は、全米1位・全英66位。パワー・バラード。この曲は好きです。
3曲目「トゥモロー・ダズント・マター・トゥナイト(Tomorrow Doesn't Matter Tonight)」は、全米26位。後半荘厳なコーラスも入る、ミッキーのハイトーン・ボーカルによるハードロック。
4曲目「ロック・マイセルフ・トゥ・スリープ(Rock Myself to Sleep)」は、グレイスのリード・ボーカルに、ゲスト・ボーカルとしてケヴィン・ダブロウ(クワイエット・ライオット)が参加。ただ、二人のパートがもう一つはっきりと聴き取れません。
6曲目「プライヴェイト・ルーム (Private Room)」は、このアルバム唯一のメンバー(クレイグ&ミッキー)作の楽曲。
7曲目「ビフォア・アイ・ゴー(Before I Go)」は、全米68位。
8曲目「ハーツ・オブ・ザ・ワールド(Hearts of the World(Will Understand))」は、グレイスのリード・ボーカル。
9曲目「ラヴ・ラスツ(Love Rusts)」は、ミッキーとグレイスのデュエット。ちょっと幻想的な曲。

ダブル・ボーカルなので、もっと二人の掛け合いの曲を想定していたのですが、4、8、9曲目以外では、グレイスがあまり目立ちません。これはちょっと期待外れでしたね。

Youtubeで「シスコはロックシティ(We Built This City)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeで見つけた「セーラ(Sara)」のPV映像です。



同じくYoutubeで見つけた「トゥモロー・ダズント・マター・トゥナイト(Tomorrow Doesn't Matter Tonight)」のPV映像です。



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