今日は「カーペンターズ(Carpenters)」の72年6月発表、4th「ア・ソング・フォー・ユー(A Song For You)」を聴きました。

僕が持っているのは、日本盤のジャケット(帯付)を再現した09年発売の紙ジャケット、98年リマスター。

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(日本盤ジャケット表)
日本盤LPと帯を再現。ここに来て日本盤のタイトルと原題が一致していますが、ウィキペディアには、初回盤の邦題は「トップ・オブ・ザ・ワールド」だったと記載されています。

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(帯を外した日本盤ジャケット表)

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(日本盤ジャケット裏)

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(内袋表裏)

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(日本盤解説書表裏)

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(レーベル・カード)

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(ジャケットカード)
日本盤は、これをジャケットに被せていたようです。

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(帯裏)
帯裏には、『日本初回盤LPはオリジナル同様、「ア・ソング・フォー・ユー」としてリリースされた。』と記載されており、日本盤初回生産LPを再現とも書いてあります。私も、ヤフオクの写真で「トップ・オブ・ザ・ワールド」と書かれた帯の付いたLPを見ました。ウィキペディアが間違いで、「トップ・オブ・ザ・ワールド」と書かれたのは、同曲がヒットした後の再発盤でしょうか?ちょっと、謎ですね。

4作目(全米3位・全英13位・オリコン5位)。これも、既に一度ブログでも取り上げています(こちら)。

1曲目「ア・ソング・フォー・ユー(A Song For You)」は、レオン・ラッセルの曲。13曲目にはリプライズも登場する、カレンがしっとり歌うアルバム・タイトル曲。
2曲目「トップ・オブ・ザ・ワールド(Top Of The World)」は、73年になってから再アレンジでシングル・カットされ、全米1位・全英5位・オリコン21位。
3曲目「ハーティング・イーチ・アザー(Hurting Each Other)」は、全米2位。
4曲目「小さな愛の願い(It's Going to Take Some Time)」は、全米12位。キャロル・キングのカバー。
5曲目「愛にさよならを(Goodbye to Love)」は、全米7位・全英9位。カレンの歌声とファズ・ギターの対比が良く出来ています。
7曲目「動物と子供たちの詩(Bless the Beasts and Children)」は、全米67位。
10曲目「愛は夢の中に(I Won't Last a Day Without You)」は、74年になってから再アレンジでシングル・カットされ、全米11位。

非常に構成がしっかりしており、単なるヒット曲の寄せ集めではない所が素晴らしい作品です。

Youtubeで「トップ・オブ・ザ・ワールド(Top Of The World)」のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeで見つけた「ハーティング・イーチ・アザー(Hurting Each Other)」のPV映像です。



同じくYoutubeで見つけた「愛にさよならを(Goodbye to Love)」のライヴ映像です。



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