今日は「ポール・マッカートニー(Paul McCartney)」の83年発表、4th「パイプス・オブ・ピース(Pipes of Peace)」を聴きました。

僕が持っているのは、15年発売のボーナス・ディスク付2枚組デラックス・エディション(国内輸入盤仕様)、15年新規リマスターです。
スーパー・デラックス・エディション(2CD+DVD)も発売されておりますが、今回もデラックス盤にしました。

マッカートニー5-1
(ジャケット表)

マッカートニー5-2
(ジャケット裏)
ジャケット裏を見ると、ポールの手が伸びているのが分かります。

マッカートニー5-3
(ジャケット内側)

マッカートニー5-4

マッカートニー5-5

マッカートニー5-6

マッカートニー5-7
(ブックレット写真)
ジャケットに閉じ込む形で、レコーディングに参加したメンバー写真等が掲載されています。

マッカートニー5-8
(レコード・コレクターズ10月号)

80年代のソロ作品2枚のリマスター盤が発売されました。
なぜか、ポールの70年代から80年代に掛けてのソロ作品は縁遠く、これまで持っていたのは「ポール・マッカートニー(McCartney)」「ラム(Ram)」のリマスター盤だけ。
紙ジャケットやリマスター・シリーズもウイングスは全部出たものを揃えているんですけどね。

このアルバムは、ソロ4作目(全英4位・全米15位)。
プロデューサーは、ジョージ・マーティン。
11曲中7曲が前作「タッグ・オブ・ウォー(Tug of War)」のレコーディング・セッション時に制作された曲。

1曲目「パイプス・オブ・ピース(Pipes of Peace)」は、全英1位。冒頭はオーケストラによる戦争のような効果音。
2曲目「セイ・セイ・セイ(Say Say Say)」は、全英2位・全米1位。マイケル・ジャクソンとのデュエット。
4曲目「キープ・アンダー・カヴァー(Keep Under Cover)」は、ウィングスのデニー・レインがギターで参加。途中からストリングスとドラムにより、一気ににぎやかになる曲。
5曲目「ソー・バッド(So Bad)」は、全米23位。ファルセットで、家族愛について歌われる曲。
6曲目「ザ・マン(The Man)」は、マイケル・ジャクソンとのデュエット。
8曲目「アヴェレージ・パーソン(Average Person)」は、7曲目からのメドレー。曲の疾走感やコーラス、効果音がウイングスを思わせる曲。
10曲目「タッグ・オブ・ピース(Tug Of Peace)」は、前作タイトル曲と1曲目を掛け合せた曲。

Disc2は、デモ、B面曲、未発表曲、2曲目の2015リミックスを収録。
B面曲「コアラへの詩(Ode To A Koala Bear)」は、ビートルズの「オー!ダーリン(Oh! Darling)」に似たメロディーが流れるロッカ・バラード。

レココレ10月号によれば、「タッグ・オブ・ウォー」は2枚組とする計画もあったようですが、結局1枚物に落ち着いたようです。
したがって、このアルバムは前作のアウトテイクを中心に制作されたのかもしれません。
10曲目のような曲もあるので、双子の作品と呼んでも差し支えないでしょう。

Youtubeで「セイ・セイ・セイ(Say Say Say)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeで見つけた「パイプス・オブ・ピース(Pipes of Peace)」のPV映像です。



同じくYoutubeで見つけた「ソー・バッド(So Bad)」のPV映像です。



パイプス・オブ・ピース(デラックス・エディション)/ポール・マッカートニー

¥3,996
Amazon.co.jp

パイプス・オブ・ピース(スーパー・デラックス・エディション)(DVD付)/ポール・マッカートニー

¥16,200
Amazon.co.jp