今日は「中島みゆき」の04年11月発表、32nd「いまのきもち」を聴きました。

僕が持っているのは、ヤマハミュージックコミュニケーションズによる初回盤。

中島みゆき32-1
(ジャケット表)
みゆきお得意のポーズです。

中島みゆき32-2
(ジャケット裏)

中島みゆき32-3

中島みゆき32-4

中島みゆき32-5

中島みゆき32-6
(ブックレット写真)

中島みゆき32-7
(CDレーベル面)

中島みゆき32-8

中島みゆき32-9
(歌詞英訳)

aiko以前は、中島みゆきのファンでした。2000年代半ばくらいまでのアルバム(CD)は、ほぼ全部揃っています。また、ライヴや夜会にも行ったことがあります。それぞれ

1回ずつですが…。
最近は、昔の作品も含めて全く聴くことはなかったのですが、何となく久しぶりに聴きたくなったので、順に聴いています。

32作目(オリコン8位)。
過去にリリースした楽曲を再録音したリメイク作品。
瀬尾一三プロデュースによるロサンゼルス録音。

1曲目「あぶな坂」(76年)から13曲目「土用波」(88年)まで、年代順に収録。
したがって、内容的には、瀬尾一三がプロデューサーとして参加していない時期の曲を集め、瀬尾一三プロデュースで再録してみたと言う感じです。

これまでも、「時代」や「海よ」のように、単発でセルフ・リメイク曲を収録したことがありましたが、まとめて1枚のアルバムにしたのは初めて。
今回、改めて聴き直すまでは、実はセルフ・リメイクに良いイメージを持っていませんでした。
やはり、オリジナル作品に勝るものはないと思ったからです。
でも、ちょっと考えを改めました。
このアルバムのイメージは、昔の曲のライヴ感覚による再演ですね。
もちろん、観客などいないスタジオ・ライヴ風ですが、各曲の録音もそんなライヴ感に溢れています。
特に好きな曲は、ボサノヴァ調の2曲目「わかれうた」(77年)、ギター・ソロが格好良い4曲目「信じ難いもの」(79年)、ジャージーな雰囲気の6曲目「あわせ鏡」(81年)、どんな形で聴いても、やはり名曲だと思う7曲目「歌姫」(82年)、ホーンやパーカッションが入って音の厚みが増した8曲目「傾斜」(82年)、独特のゆったりとしたリズムが心地よい10曲目「この世に二人だけ」(83年)、サックス・ソロが好印象の11曲目「はじめまして」(84年)。

ちなみに、次作でこのアルバムの曲も含めた本当のスタジオ・ライヴ盤を発表します。


いまのきもち/中島みゆき

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