今日は「中島みゆき」の02年4月発表、「Singles 2000」を聴きました。

僕が持っているのは、ヤマハミュージックコミュニケーションズによる初回盤。

中島みゆきシングル3-1
(ジャケット表)

中島みゆきシングル3-2
(ジャケット裏)

中島みゆきシングル3-3

中島みゆきシングル3-4
(ブックレット写真)

中島みゆきシングル3-5
(歌詞英訳)
ブックレットから従来の見開きタイプに戻りました。

aiko以前は、中島みゆきのファンでした。2000年代半ばくらいまでのアルバム(CD)は、ほぼ全部揃っています。また、ライヴや夜会にも行ったことがあります。それぞれ1回ずつですが…。
最近は、昔の作品も含めて全く聴くことはなかったのですが、何となく久しぶりに聴きたくなったので、順に聴いています。歴史があるので、まだまだゴールは先ですけど…。

このアルバムは、シングル盤AB面を収録したアルバムの第3弾(オリコン3位)。
今回は、31stシングル「空と君のあいだに/ファイト!」から37thシングル「地上の星/ヘッドライト・テールライト」まで、全7枚のAB面を収録しています。
これまでの2作に続いて、今回も次のような理由で貴重なコンピレーションとなっています。

①シングルA面がオリジナル・アルバム未収録のケース(1曲)。

36thシングル「瞬きもせず」は、映画「学校Ⅲ」の主題歌にもなりましたが、それとは別ヴァージョンのオリジナル・ヴァージョン。映画のヴァージョンは、シングルのカップリングに収録されていましたが、このアルバムには収録されませんでした。

②シングルA面がオリジナル・アルバムに収録されていても、別ヴァージョンとなっているケース(4曲)。

35thシングル「命の別名」は、ドラマ「聖者の行進」の主題歌。25th「わたしの子供になりなさい」収録曲は、ロスで録音した別ヴァージョン。ただし、正確に言えば、「Singles 2000」収録曲も、オリジナル・シングルより間奏が短いショート・ヴァージョン。
32ndシングル「旅人のうた」は、ドラマ「家なき子Ⅱ」の主題歌。24th「パラダイス・カフェ」収録曲は、別アレンジの2ndヴァージョン。
31stシングル「空と君のあいだに」は、ドラマ「家なき子」の主題歌。22nd「LOVE OR NOTHING」収録曲は、デヴィッド・キャンベルがストリングスのアレンジを担当した別ヴァージョン。
同じく「空と君のあいだに」と両A面扱いの「ファイト!」は、10th「予感」収録曲より、イントロのドラム音が短いショート・ヴァージョン。

③シングルB面がオリジナル・アルバム未収録のケース(3曲)。

34thシングルB面「幸せ」は、小林幸子への提供曲のセルフ・カバー。
33rdシングルB面「目を開けて最初に君を見たい」は、珍しいストレートなラヴ・ソング。
32ndシングルB面「SE・TSU・NA・KU・TE」。 

このように、オリジナル・アルバムを持っているだけでは聴けない曲をまとめて聴けるため、このコンピは価値が高い訳です。

ちなみに、CDの収録順は37thシングル「地上の星/ヘッドライト・テールライト」から始まり、31stシングル「空と君のあいだに/ファイト!」まで時代を遡る形ですが、僕は時代順に組み直して聴きました。
やはり、その方が自然に聴けますね。


Singles 2000/中島みゆき

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