今日は「中島みゆき」の87年8月発表、「Singles」を聴きました。

僕が持っているのは、94年発売のポニー・キャニオンによる再発盤(オリジナル・マスター)、3枚組。

中島みゆきシングル1-1
(ボックス表)

中島みゆきシングル1-2
(ボックス裏)

中島みゆきシングル1-3
(CDⅠ表)

中島みゆきシングル1-4

中島みゆきシングル1-5

中島みゆきシングル1-6
(CDⅠ・Ⅱ・Ⅲ裏)

中島みゆきシングル1-7

中島みゆきシングル1-8

中島みゆきシングル1-9

中島みゆきシングル1-10

中島みゆきシングル1-11
(ブックレット写真)
各シングル・ジャケットを採録。ブックレット自体は初回盤の流用。表裏の写真はボックスと似ていますが、トリミングが異なります。

aiko以前は、中島みゆきのファンでした。2000年代半ばくらいまでのアルバム(CD)は、ほぼ全部揃っています。また、ライヴや夜会にも行ったことがあります。それぞれ1回ずつですが…。
最近は、昔の作品も含めて全く聴くことはなかったのですが、何となく久しぶりに聴きたくなったので、順に聴いています。歴史があるので、まだまだゴールは先ですけど…。

このアルバムは、1stシングル「アザミ嬢のララバイ」から20thシングル「やまねこ」まで、全20枚のシングルAB面を収録したコンピレーションアルバム。
これが次の理由で貴重なアルバムとなっています。

①シングルA面がオリジナル・アルバム未収録のケース(8曲)。

6thシングル「おもいで河」、7thシングル「りばいばる」、8thシングル「かなしみ笑い」は3作連続未収録。
12thシングル「誘惑」、13thシングル「横恋慕」、14thシングル「あの娘」も3作連続未収録。
17thシングル「つめたい別れ」は12インチシングルで、スティービー・ワンダーのハーモニカを全面的にフィーチャー。

②シングルA面がオリジナル・アルバムに収録されていても、別ヴァージョンとなっているケース(9曲)。

1stシングル「アザミ嬢のララバイ」、2ndシングル「時代」、11thシングル「悪女」はアレンジャーも異なりますが、シングルの方がなじみがある分、好きですね。
18thシングル「あたいの夏休み」、19thシングル「見返り美人」は、ミックス違い。

③シングルB面がオリジナル・アルバム未収録のケース(15曲)。

14thシングルB面「波の上」は、隠れた名曲。この曲、好きです。

④シングルB面がオリジナル・アルバムに収録されていても、別ヴァージョンとなっているケース(2曲)。

20thシングルB面「シーサイド・コーポラス」は、アルバム・ヴァージョンに2番を追加したフル・ヴァージョン。最後に、みゆきの「こんなもんでどうかな?」、「うん」、「うん」の会話入り。

このように、オリジナル・アルバムを持っているだけでは聴けない曲がかなりの割合を占めるため、このコンピは価値が高い訳です。
オリジナル・アルバムと全く同じ曲は、A面4曲、B面3曲ですからね。

ちなみに、この再発盤は94年に続編となる「Singles Ⅱ」が発売されたときに、装丁を合わせる形で発売されました。
実は初回盤も持っていましたが、そちらは2枚組用のケースにCD3枚を収録する体裁でした。

また、CDの収録順は20thシングル「やまねこ」から始まり、1stシングル「アザミ嬢のララバイ」まで時代を遡る形ですが、僕は時代順に組み直して聴きました。
やはり、その方が自然に聴けますね。


Singles/中島みゆき

¥4,860
Amazon.co.jp