今日は「中島みゆき」の76年4月発表、1st「私の声が聞こえますか」を聴きました。

僕が持っているのは、90年発売のポニー・キャニオンによる再発盤(オリジナル・マスター)。

中島みゆき1-1
(ジャケット表)
北海道出身を強くイメージさせる雪原風景。

中島みゆき1-2
(ブックレット裏)

中島みゆき1-3
(ブックレット写真)
いかにも田舎から上京した娘のような雰囲気。

aiko以前は、中島みゆきのファンでした。2000年代半ばくらいまでのアルバム(CD)は、ほぼ全部揃っています。また、ライヴや夜会にも行ったことがあります。それぞれ1回ずつですが…。
最近は、昔の作品も含めて全く聴くことはなかったのですが、何となく久しぶりに聴きたくなったので、これまた順に聴いて行こうかなと思っています。歴史があるので、また長くなりますけど…。

1作目(オリコン10位)。
通販限定でリマスター盤(8枚組Boxセット)も発売されておりますが、値段が高いので購入していません。
この頃は音数も少ないので、リマスターでもそんなに大きく変わらないかもしれませんね。
このCDも音圧は若干低めですが、割と違和感なく聴けました。
オリジナル盤を忠実に再現した紙ジャケットでも出ない限り、買い直すことはないでしょう。

1stシングル「アザミ嬢のララバイ」(オリコン38位)と2ndシングル「時代」(オリコン14位)が収録されていますが、いずれも別テイクになります。
「アザミ嬢のララバイ」は、イントロや間奏に、みゆきの「はぁ~」と言うコーラスが入るヴァージョン。
「時代」は、弾き語りのアコースティック・ヴァージョン。
2曲とも、シングルとはアレンジが大きく異なるので、レコード会社の戦略的には成功だったと思います。
ただ、シングル・ヴァージョンは2曲ともリアル・タイムでラジオでよく聴き、強く印象に残っていますが、このアルバム・ヴァージョンはもう一つ馴染みがなく、やはりシングル・ヴァージョンの方が好きですね。

サウンド的には、各曲フォーク調、カントリー調、ジャズ調など、シンプルなアレンジの曲が続くので、郷愁を感じます。

Youtubeで「時代」のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。




私の声が聞こえますか/中島みゆき

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