今日は「U2」の14年発表、13th「ソングス・オブ・イノセンス(Songs of Innocence)」を聴きました。

僕が持っているのは、国内盤デラックス・エディション、2枚組。

U2 13-1
(ジャケット表)
ラリーとその息子。

U2 13-2
(ジャケット裏)

U2 13-3
(ジャケット内側)
ラリーは老けたなぁ。対照的に、エッジは全然変わっていない(笑)。

U2 13-4
(内袋2枚)

U2 13-5
(歌詞カード2枚)
縦長蛇腹式。

13作目(全英6位・全米9位)。プロデューサーにデンジャー・マウス、ポール・エポワース、ライアン・テダー等を起用。
1枚目は11曲、2枚目はボートラ7曲を収録し、ボートラは新曲3曲、別テイク3曲、アコースティック・セッション(クレジットは6曲まとめて1曲でカウント)で構成されています。

この新作は、iTunesで勝手にダウンロードされる先行配信で有名になり、U2ですら、そこまでやらないと売れないのかと残念な気持ちでいました。
もう、長年のファンとしての義務感だけで、半ば購入したのですが、予想に反してこれが良かったです。
往年のU2を彷彿とする曲がたくさんあるので、うれしいですね。

Disc1
1曲目「ザ・ミラクル(オブ・ジョーイ・ラモーン)(The Miracle(of Joey Ramone))」は、タイトル通り、ラモーンズ(Ramones)のジョーイ・ラモーンに捧げるパンク・ロック讃歌。1stシングル。
3曲目「カリフォルニア(ゼア・イズ・ノー・エンド・トゥ・ラヴ)(California(There Is No End to Love))」は、初期を彷彿とする曲。ただ、歌詞がちょっと。冒頭の呪文のようなコーラスが「バーバラ、サンタバーバラ」とは…?
5曲目「アイリス(ホールド・ミー・クローズ)(Iris(Hold Me Close))」は、ヨシュア・トゥリー(The Joshua Tree)」の頃を彷彿とする曲。エッジのディレイ・ギターが炸裂。
6曲目「ヴォルケーノ(Volcano)」は、このアルバムの中で一番好きな曲。これも往年のファンの琴線に触れますね。
8曲目「シダーウッド・ロード(Cedarwood Road)」は、「For Guggi グッギヘ」とクレジットされています。グッギとはヴァージン・プルーンズ(Virgin Prunes)のメンバーで、U2の幼馴染。ちなみに、「ボーイ(Boy)」や「WAR(闘)(War)」のジャケット写真に登場する少年は、グッギの弟です。

Disc2
1曲目「ルシファーズ・ハンズ(Lucifer's Hands)」は、まさにU2と言った感じのハード・エッジなロック。
2曲目「ザ・クリスタル・ボールルーム(The Crystal Ballroom)」は、じわじわ盛り上がる曲。
3曲目「アコースティック・セッションズ(Accoustic Sessions)」は、2・3・7・8・4・1曲目の再演。デモのようなものを予想していましたが、アンプラグド・ヴァージョンともいえるクォリティの高いものです。Disc1・2曲目「エヴリ・ブレイキング・ウェイヴ(Every Breaking Wave)」なんて、ほぼピアノ1本で歌うこちらの方が良いですね。
6曲目「インヴィジブル(Invisible)」は、今年2月に配信で発表されたシングル曲。日本盤だけのボートラ。

Disc2は、全曲ボートラなのでしょうが、これはもう通常の2枚組と変わりありませんね。どうせ買うのなら、絶対デラックス・エディションでしょう。

Youtubeで「ザ・ミラクル(オブ・ジョーイ・ラモーン)(The Miracle(of Joey Ramone))」と同曲のアコースティック・セッションのPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。





同じくYoutubeで見つけた「エヴリ・ブレイキング・ウェイヴ(Every Breaking Wave)」のTVライヴ映像です。アコースティック・セッションズと同じアレンジですね。



同じくYoutubeで見つけた「ヴォルケーノ(Volcano)」のTVライヴ映像です。




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