今日は「イエス(Yes)」の73年発表、7th「海洋地形学の物語(Tales from Topographic Oceans)」を聴きました。

僕が持っているのは、09年発売の紙ジャケット、最新リマスター、ボートラ2曲付。

イエス7-1
(ジャケット表)
英国初回盤ジャケットを忠実に再現。日本盤LP再現帯付。

イエス7-2
(帯を外したジャケット表)
今作もジャケット・デザインは、ロジャー・ディーン。

イエス7-3
(ジャケット表裏)
一体化した素晴らしいイラスト。

イエス7-4
(ジャケット内側)

イエス7-5

イエス7-6

イエス7-7
(ライノ・リイシュー・ブックレット写真)

イエスは、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。
ドラムのビル・ブルーフォードの脱退により、今作のメンバーはクリス・スクワイア(ベース)、スティーヴ・ハウ(ギター)、ジョン・アンダーソン(ボーカル)、リック・ウェイクマン(キーボード)、アラン・ホワイト(ドラム)の5人組。

プロデューサーは、エディ・オフォード。
初の2枚組アルバムにして、全4曲収録。
つまり、LP1面に1曲という、前作を上回る超大作志向ですが、全英1位、全米6位を記録しました。
曲が長くなったため、その分難解になり、それに異を唱えたリック・ウェイクマンがレコーディング途中に脱退。
また、シングルカットも行われませんでした。

1曲目「神の啓示(The Revealing Science Of God)」は22分36秒。静と動、目まぐるしく曲が展開するイエスの真骨頂的な曲。冒頭のアンダーソンのボーカルがお経みたいです。
2曲目「追憶(The Remembering)」は20分53秒。軽い感じで始まりますが、途中でアコースティックな展開を見せたり、テンポアップしてロック調になったりと、やはり目まぐるしく変わります。
3曲目「古代文明(The Ancient)」は18分35秒。邦題通り、原始音楽のようなリズムなので、ちょっと違和感があります。
4曲目「儀式(Ritual)」は21分52秒。

とにかく、どの曲も長いです。
当然、1曲が色々と表情を変えながら展開して行くので、一言では説明しづらいです。
こうなると、前作までに見られたハウのインストなどは、一服の清涼感みたいな感じでアルバムの味付けになっていたと思います。
聴き終えると、どっと疲れが出る作品ですね(笑)。

Youtubeで「儀式(Ritual)」のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。




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