今日は「チープ・トリック(Cheap Trick)」の77年発表、2nd「蒼ざめたハイウェイ(In Color)」を聴きました。

僕が持っているのは、06年発売の紙ジャケット、98年リマスター、ボートラ5曲付。

今日もロックな日々-チープトリック2-1
(ジャケット表)
米国初回盤ジャケットを忠実に再現。日本盤LPの再現帯付。

今日もロックな日々-チープトリック2-2
(帯を外したジャケット表)

今日もロックな日々-チープトリック2-3
(ジャケット裏)
実際は、表と天地が逆になっています。

今日もロックな日々-チープトリック2-4
(ジャケット内側)

チープ・トリックは、ロビン・ザンダー(ボーカル)、リック・ニールセン(ギター)、トム・ピーターソン(ベース)、バン・E・カルロス(ドラムス)の4人組。

このアルバムが2作目で、プロデューサーはトム・ワーマン。
アルバムのジャケットは、表がルックスが良いコンビで、裏がルックスが悪いコンビです(笑)。
しかも、表はバイクにまたがってカラー写真、裏は自転車にまたがって白黒写真と、扱いがずいぶん違いますね。
ちなみに、ヴィジュアル的には扱いが低いですが、ほとんどの曲を作っているのは、ルックスの悪い片割れリック・ニールセンなので、音楽的キーマンは実は彼です。

1作目と比較すると、キャッチーで分かり易い曲が多いです。
これは、レコード会社の戦略だったようですが、なぜか本国アメリカでは全く売れず、このアルバムも73位止まり。

一方、日本ではオリコン30位となり、本国に先行して人気に火が付きました。
やはり、ジャケット表の2人がアイドル的な扱いで、女子に人気が出たのでしょう。
また、4曲目「甘い罠(I Want You to Want Me)」はオリコン1位に輝き、当時よくラジオで流れていました。
この曲もアメリカでシングルカットされましたが、チャート・インせず。
ただし、後の「チープ・トリックat武道館」からシングルカットされ、全米7位になっています。

このアルバムで僕が好きなのは、7曲目「今夜は帰さない(Clock Strikes Ten)」ですね。
チャイムの音を模したイントロが印象的で、高校時代のクラスメートだったOさん(女性)もバンドで演奏(ベース担当)していました。

Youtubeで「今夜は帰さない(Clock Strikes Ten)」と「グッドナイト・ナウ(Goodnight Now)」(「ハロー・ゼア(Hello There)」の別テイク)のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。




同じくYoutubeで見つけた「甘い罠(I Want You to Want Me)」のTVライヴ映像です。



蒼ざめたハイウェイ(紙ジャケット仕様)【2012年1月23日・再プレス盤】/チープ・トリック

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