今日は「ザ・ジャム(The Jam)」の82年発表、6th「ギフト(The Gift)」を聴きました。

僕が聴いたのは、最近発売された30周年記念のSuper Deluxe Box(3CD+DVD、リマスター、輸入盤)です。

CDは1枚目がオリジナルアルバムの最新リマスター+ボートラ(当時のシングル発売曲)、2枚目がデモをメインとした未発表曲、3枚目が82年12月3日に行われた解散ライヴです。
DVDはこのアルバムのライヴ(これは以前ビデオ化されたものと一緒か?)、TVショー、PV等が収録されております。
その他、豪華な写真集やポストカード、ラスト・ツアーの復刻プログラム等おまけも充実しております。

今日もロックな日々-ジャム6-1
(収納ボックス表)
LP大のボックスです。重いです。

今日もロックな日々-ジャム6-2
(収納ボックス裏)
このボックスに収納されている物の写真付。

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(写真集表)
72頁もあり、これがずっしり重たい。

今日もロックな日々-ジャム6-4

今日もロックな日々-ジャム6-5

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(写真集中身)

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(CD、DVD収納部分)
写真集の一番最後に収納。

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(付属のおまけ)
真ん中は復刻プログラム。

今日もロックな日々-ジャム6-9
(復刻プログラム内側)

このアルバムは以前、紙ジャケCDを紹介しました。同じアルバムを紹介するのは初めてですね。

1枚目のボートラは貴重です。ジャムは英国伝統のシングル盤重視なので、最後までシングル単独曲を出してました。
今回のボートラには、これまで発売された「Extras」や「Direction Reaction Creation」にも収録されていない曲が含まれているようです。

2枚目のデモも良いです。普段、僕はデモはあまり興味がないのですが、非常に完成度の高いテイクも含まれており、先日のプリテンダーズの1stのデモのようにスタジオ・ライヴ感覚で楽しめました。

そして、3枚目が今回のお目当てのライヴ盤です。
82年12月3日の解散ライヴ(正確に言うとラストではないみたい)なんて、最高ですね。
ポール・ウェラー(Paul Weller)は、翌年春にはスタイル・カウンシル(The Style Council)を結成してデビュー・シングルを発表しているので、ジャムとしては本当に終焉期の演奏です。(紙ジャケ「スナップ!(Snap!)」付属の4曲入りEPはこの時のライヴのようですが、演奏が違う感じなので、日付が違うのかもしれません。)
1曲目の「スタート(Start!)」から始まり、中盤の「チューブ・ステイション(Down In The Tube Station At Midnight)」(これが大合唱)を挟み、ラストが「イン・ザ・シティ(In The City)」の全23曲です。
ウェラーの曲紹介がほとんどの曲に入り、特に中盤以降、熱狂度がぐんぐん高まって行きます。
僕がこのバンドをすごいと思うのは、人気の頂点で潔く解散した点ですね。
落ち目になって自然消滅するバンドは数多くあれど、チャート1位を連発している最中に解散を表明するバンドはなかなか見当たりません。
そんな絶頂期兼終焉期の単独ライヴがほぼまるごと聴けるわけです。
ライヴ盤はこのボックスだけに付属ですから、やはりここはこのボックスを買わないと後悔しますね。
僕の大好きな名ラスト・シングル「ビート・サレンダー(Beat Surrender)」(もちろん全英1位)も、ちゃんとライヴ盤に収録されております。

Youtubeで「プレシャス(Precious)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。




同じくYoutubeで見つけた「悪意という名の街(A Town Called Malice)」のPV映像です。



同じくYoutubeで見つけた「ビート・サレンダー(Beat Surrender)」のライヴ映像です。



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