こんにちは。渋谷店1Fスタッフ和田です。
先日のイベントレポートでは書ききれそうになかった為、別枠にて宣言をいたしました
GCB-95 Mod.
について綴ってまいります。
って、ちょっと時間経過してしまいましたが(汗
さて、まずはこのモデルについて。
事の発端はこのモデルが
KEYオリジナル
ってのを
知らなかった(汗
と言う事からスタートです。
そんな訳で、このワウにどんなモディファイがされているかなんて
誰も知らん
もちろん、エフェクター担当である私も
知らん・・・
既に私が入社した時にはありましたから(汗
そんな訳でせっかくならとトークイベントを開催したわけです。
さ、本題に入りましょう。
まずは何が違うかというと
回路が違う
って、当たり前か…。
そらモディファイしてるからでしょ
と、言いたくなるのですが、そもそも現行モデルと、昔のワウでは
回路が違う
ってところからスタートです。
現行のワウの方がインプット部分にバッファーが入っていたりと、実は回路が多いのです。
この回路が追加されている事により、掛りが良く、より使い易くなっているそうなのです。
掛りが良くなって使い易くなったのは良いんだけど、踏み込んだ時に
なんかキンキンする
なんか細くない
って感じは否めません。
歪みでもガッツリ効いてくれるのは良いのですが、なんか細いなってことありません。
マイ◯ル・◯ェンカーや◯本 孝◯みたいにワウの醍醐味の一つでもある半留めをしたサウンドをやってみても、
なんかCDみたいに決まらないぞ
ってこともなかったでしょうか?
あとは
なんか繋いだだけで音変わってない
って事もよく言われているかなと。
そんな訳で、まず現行で増やされた回路を取っ払うって事が現場でも多く、それがモディファイのスタートとなったそうです。
って、説明だけじゃわからないですよね。
まずは現行のワウの回路
そしてモディファイ後
基盤を見ると本体の左側のパーツがなくなっていますね。
並べてみるとこんな感じです。
右側が現行モデル、左側がモディファイです。
並べると良くわかりますね。
取り外されている本体の左側(本体のインプットの部分の回路)が、バッファーの部分な訳です。
残りの回路は…
わからん・・・。
バッファー回路の取り外しに加えて、コンデンサー類も厳選されたものに変更しております。
何に交換されているかは黒く塗りつぶされているところからして
秘密
って事です。
仮にその品番とか教えてもらっても私にはわからんのですが…。
よくICとかコンデンサーとかこれが入っているからどうのこうのってよく言われますが、個人的には
出音がよければ全てよし!
パーツはそれぞれが意味があって選ばれているんだから、それだけで意味があるんです。
だから
何入っててもいいじゃないか!!
何入ってるかわからんけど、良い音してる方がなんか
夢があるじゃないか!!
って事であまり気にしてません。
サボってると言われれば否定はしませんが…。
と、少し脱線したところで、話しを戻します。
余計なバッファー回路を外し、厳選したパーツを使用して完成したモディファイが
GCB-95 Mod.
なのです。
ちなみに、ワウの心臓部であるインダクターとポッドはそのままです。
なぜかというここまで変えてしまうともはや
原型をとどめていない
そこまでやってしまうとJim Dunlopのサウンド自体がなくなってしまうので…。
そしてこのモディファイの本名もわかりました。
このモディファイは
Delicious Mod
と名付けられており、
正式には
だそうです。
ん??
って製品ありますよね??
まさか…なんか関係あるの?
そうなんです。
関係あるというか
コンセプトがほぼ同じ
なのです。
回路自体はほとんど同じとの事です。
その回路がこちら
…
…
…
わからん!!
まったくもってわからん(笑
いや、一つ、いやふたつわかることが。
一つは
鈴木氏のこだわり
もうひとつは
ギタリストの夢
が詰まっているのはわかる!!
大きな違いとしてはこちらはワウの心臓部であるインダクターとポッドは数多くあるなかから鈴木氏がベストな組み合わせを検証して選ばれたものが搭載されています。
コンセプトとしては
古き良きワウのサウンド
カラッとしてるけど、太く、広いレンジをもっていながらもキンキンしない、ジューシーなサウンド。
まさに
デリシャス
なサウンドを持ったワウを再現しています。
現行のワウサウンドの元気な感じも良いのですが、その効きすぎるが故にキンキンしてしまい、レンジが狭く聞こえてしまうという欠点もあります。
GCB95 Delicious Mod、Delicious Vintage Wahともにその拘り故に操作が難しい部分もあります。
レンジ幅が広く感じる分、
シビアなコントロール
を求められるがその部分です。
また、現行のワウに比べると効きが弱く感じるのも操作が難しく感じるところではあるでしょう。
が、この太さと抜けに加えて、リッチなサウンドはこのモデルでないと味わえないサウンドです。
まさに理想のワウサウンドを再現した拘りのワウが
そして、現行ワウを可能な限りヴィンテージワウサウンドにモディファイしたのが
です。
もちろん、
半留めのサウンドも最高です。
鈴木氏曰く、
インダクターとポッド以外はほとんど同じなので、GCB95 Delicious Modの方がちょっとお買い得
とのことです。
ポッドとインダクターは現行なので、操作もこちらの方がちょっと楽かもしれません。
Delicious Vintage Wahは鈴木氏選定によるインダクター&ポッドによる深いレンジと太さが魅力的です。
前述の通り、ちょっと操作が難しいですが、コツを掴んだ瞬間のサウンドは
最高
です。
このサウンドまさに
デリシャス
こだわりのサウンドをぜひ店頭にてお試しください。
そして店頭に行くのは難しい、
けど音聞き比べたい
と言うリクエストにお答えして、弾き比べ動画を作りました!
GCB95、Delicious Vintage Wah、GCB95 Delicious Modを順番に弾いている動画です。
どうでしょうか?
これでかなり違いがお分かり頂けるかと。
この動画を見て、ぜひとも弾いて見たいと思った方、ご来店
お待ちしております!!
遠方で行くのは難しいと思った方、この動画を参考に良いと思ったら、迷わず
ポチってください!
お待ちしておりますよ!!
あ、ついでなので、私の愛用ワウ
BUDDA BUD WAH
もオープンしてみました。
…
…
…
わからん・・・。
ま、予測はしてましたが…。
なんか抵抗とか多いから基盤としては現行風なのかと…。
※個人的な予測です。信じないでください!
っていう余談も今回は入れてみました。
それでは気を取り直して、店頭にて
お待ちしております!!
では、また何か見つけたら綴ります。
お楽しみに!