【1本入魂】Suhr Classic Antique LightAged OTM | MUSICLAND KEY SHIBUYA 1Fスタッフブログ

MUSICLAND KEY SHIBUYA 1Fスタッフブログ

MUSICLAND KEY 渋谷店1Fスタッフによるブログです。
気になる機材や豆知識等を不定期に綴っていこうと思います。

こんにちは。渋谷店2Fスタッフ和田です。

さて、ようやくの新シリーズ公開です!

 

記念すべき【1本入魂】シリーズの第一話は

 

Suhr Classic Antique LightAged Ocean Turquoise Metallic 

 

をご紹介致します。

こちらのモデル、何が【1本入魂】なのかと言いますと、

 

Suhrとして

 

初のニトロセルロースラッカー&エイジド加工によるメタリックカラー

 

のモデルです。

ニトロセルロース&エイジド加工のモデルはカスタムシリーズ、プロシリーズ共にAntiqueモデルとして存在はしておりましたが、こちらのようなメタリックカラーではオーダーが出来ないとされておりましたが、オーダー可能となったので、

 

即オーダー

 

しちゃいました

 

通常、メタリックカラーと言えばCandy Apple RedやLake Placid Blueといったカラーをオーダーするところなのですが、あえてこの難しい色でオーダー。

しょっぱなのオーダーから攻めたカラーをセレクトしました。

 

さて、そろそろサウンドの部分に入っていきましょう。

まず本体を生音で弾いてみました。

ニトロセルロースラッカー&エイジド加工という事で木がウレタンフィニッシュの仕上げよりも振動しているように感じます。

聴覚上というよりはプレイヤーの体に実際に伝わってくる振動がの部分が大きいので、聞こえるではなく

 

感じる

 

と表現をさせていただきます。

これは実際に弾いてみないとわからないという範囲なので、ぜひ一度実際に弾いてみてください。

 

ボディサイズですが、モデル名にもClassicとあるように今回はフルサイズボディを採用しています。

ややコンパクトに仕上がっているディンキーボディを採用したStandardよりもフルサイズボディを採用しているClassicの方はミッドレンジとローエンドにパワーがあり、ダイナミックなサウンドのように感じます。

 

とは言っても、これが本来のストラトな訳なので、原点回帰というか、これが通常というかなんとも言えないのですが…

その辺りは話の収集がつかなくなるので、いつかの機会に。

さて、それではいよいよこのブログの真骨頂、動画と説明(文章)によるハイブリッドな展開を進めていきます。

 

まずはクリーントーン

 

 

ピックアップにはSuhr ML standardを搭載しております。

最初にフロント、次にフロントとセンターのハーフトーンにて。

Mike Landau氏の協力を得て開発されたピックアップは氏の所有の63年製のストラトのピックアップのサウンドを再現しています。

ML standardはそれをちょっとパワフルに調整したモデルです。

太く、みずみずしいサウンドが魅力のモデルですが、ハーフトーンのサウンドは煌びやかでシャキーンをしたサウンドです。

 

そしてクランチ、ドライブ

 

 

こちらはフロント単体、フロントとセンターのハーフトーン、そしてリアのハムバッカーにて。

このシングルのみずみずしいドライブ感こそ、このML standardの真骨頂ではないでしょうか。

パワフルに、そしてスパークルなサウンドがアルダーボディに伝わり、シングルコイルでの理想的なパワフルさを実現しています。

リアピックアップには50'sPAFサウンドを再現したThronbuckerを搭載。

ドライブは良いんだけど、クランチになるとちょっと…というハムバッカーの悩みを解決したピックアップとあって、クランチでのサウンドは申し分ありません。

切れが良くも太く、パリッとしたドライブサウンドにアルダーボディの腰が加わり、これもまた使えるサウンドです。

 

そしてリードトーン

 

 

こちらは主にリアで、最後にちょっとフロント単体で鳴らしております。

いよいよこのピックアップの本領発揮です。

パワフルで太く、みずみずしくもありながらも程よくパリッと枯れた感じの出るサウンド。

なんか無茶苦茶な事を言っているような内容ではありますが、まさにそんな感じのサウンドなのです。

ハイゲインではないですが、おそらくこれ以上パワーを上げると音が引っ込んでしまうのかなと思われるギリギリのラインのところをついてきているピックアップです。

フロントのMLstandardもしっかりとパワーがありますので、リアから切り替えた時にもシングルコイルの良さを活かしながらもリアのサウンドに負けないパワフルなリードプレイが可能です。

 

さ、参考になったかどうかは別として動画を動画を拝見していただいたところで、総評に入ります。

 

全体としてはシングルにML standardを搭載しているのもあり、パワフルなストラトに仕上がっています。

が、ただパワフルなのではなく、各ポジションで抑えるところはしっかりと抑えた仕上がりです。

フルサイズボディではありますが、ヒールレス加工も入っていますので、ハイフレットでのプレイアビリティも問題ありません。

また2点支持トレモロ、ロック式ペグ、ステンレスフレット採用と古き良きを交えながらも最新の仕様を採用。

フルサイズボディを採用しておりますので、クランチやドライブでもしっかりとしたミッドレンジと太いローエンドがピックアップのサウンドとも融合してパワフルなサウンドを実現しています。

ディンキーボディを採用した同スペックよりは一歩前へ飛び出すサウンドというべきでしょうか。

またニトロセルロースラッカー&エイジド加工というのもあり、ギター自体から響いてくるサウンドもプラスされているのも重要な要素であると思われます。

 

ロック系はもちろんの事ながらフュージョン系でも使えるヴァーサタイルなサウンド。

ジャンルを問わず、これ一本あればほぼ解決出来ると言っても良いほどの幅広い守備範囲を持ったギターです。

また、弾きこんでいけば行くほどにサウンドはもちろんの事ながら、ルックス的な部分でも楽しめるモデルです。

 

安心の1本をお探しの方、ぜひ一度このギターをお試しください。

 

Suhr Classic Antique LightAged Ocean Turquoise Metallic 詳細はコチラ