毎週水曜日に2時間だけオープンする「みちくさ本棚」
そもそもは我が家の本を並べようと思って始めた、はず。
我が家には文学全集を始め、父の貯蔵本、母の貯蔵本、妹、そして私の本などなど、本がたんまりある。
本屋さんをやれば、きっと本が減るに違いない。
そう思って始めたはずなのに。
なぜか本が増えていく。
どんどん増えていく。
好きな本は手放したくないし、ご寄贈いただく本のなかには読みたい本がたくさんあるし。
今朝は我が家の「藤沢周平」本にカバーをかける作業をした。
文庫本だけで31冊あった。
老母がやってきて「藤沢周平は面白い。こんなにあるとは思わなかった」と言い、
「読んでない本がたくさんあるから、少しずつ読んでみたい」と言う。
藤沢周平、山本周五郎、松本清張、平岩弓枝、川端康成・・・・
我が家の本棚には往年の作家さんたちの名作本がたくさんある。
1日1冊読んでも、死ぬまでに読み切れないと思うくらい、本がある。
私は日本文学はあまり好きではなかったこともあって、ほとんど読んだことがない。
いまさら、日本文学や戦争戦後の女性文学などを手にとったりする機会もできた。
本というのは一番手っ取り早く、お金のかからない旅ができる。
想像と創造、思考と哲学など、文学の冒険に旅立つときがきた。
たぶん、若いころは、そんな暇もなく、気分にもならなかったに違いない。
年を重ね、目がやや鈍くなったことと記憶力が心配なことはさておいて、
本という本に向かっていこうと思っている今日このごろ。
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