洗濯物を干していて、ふと、(いまさら)気がついたこと・・・
今日の推し服は?
私がいま着ている服の半分以上は、妹か、姪からもらったもの(彼女たちが不要になった服)
実家暮らしをし始めたころは、母の服が多かったが、母の服は色柄形ともセンスが悪い。
母は、女学校時代被服科で学び、家庭科の先生をしたこともあるという人のセンスとは思えないものばかりだが、
とりあえず田舎で、あまり人に会うこともないので、着るものにはこだわらなくてもよいとあきらめていた。
妹と姪の服については、ファストファッションが多く、カジュアルなものばかりで、
Tシャツやトレーナー、セーター、パンツ、ジャケットなど、季節ごとに大量にお宝放出がある。
なので私はほとんど服を買う必要がなくなっている。
にもかかわらず、やはり「自分の服」というのが欲しくもなる。
こんなにたくさん服があるのになあ。
たくさんの服を見ていると、私の場合、タオルと同じだなあ。
うちにはタオルがたくさんある。実家もタオル御殿だ。
でも、そのなかには「気に入った」タオルはほとんどない。
だけれど使う分には困らないので使っている。
いつかおお金持ちになったら、ホテルのように、お揃いのタオルで揃えてみたい。
「そんなの、すぐにでもできるじゃない」と言う友人もいるけれど、
いまある「使えるタオル」を捨てるのはもったいないというケチ根性。
使っても使ってもタオルは減らない。
さて、服。
若いころの私はどうだったかというと、ブランドものの流行最先端の服を着ていた。
出版社の仕事をしているときに、ブランドものを(カジュアルでもフォーマルでも)着こなすということは
フリーランスとしてのアピール手段のひとつであった。
ボロいTシャツとジーンズではお出入りできない編集部も実際にあった。
その時代、どうやってブランドものの服を買っていたかというと、
デパートに勤める友人がいて、バーゲンや社販などで3割から5割引きで買える手筈をサポートしてくれた。
二子玉川に、スタイリストさんたちがお客さんに多いリサイクル店があって、そこでは撮影用に使った服が1割くらいの値段で買えたりした。
海外に出張したときには、日本ではあまりないようなデザインのものなどを海外で安く買ったりもした。
そうやって思うと、新品をプロパーのプライスで買ったことがないのではないかしら。
うーん・・・
推し服・・・ 買ってもいいかも?
といいつつ、今日は、伊藤まさあき(妹の夫でありイラストレーター)の猫Tシャツを着ています。
鎌倉の「十二所マルシェ」でしか買えないTシャツです(^^)
次回「十二所マルシェ」は7月6日11時から⒕時まで。
「みちくさ本棚」は毎週水曜日13時から15時まで。
今日もみなさんのご来訪をお待ちしています。