近年、大人の学びなおしについて、政府も力を入れるようになりました。
文部科学省のHPには「学びなおし」についてまとめてあります。
高校生のころは大学や社会についてわからないことのほうが多く、進学よりも実社会に出たいという気持ちが強かったのですが、ある程度の社会経験を積んでから勉学に勤しんだり、資格取得するのは楽しいということに気がつきました。
私が大人になって手にいれたものは(ものではないけれど)、「大人になることの楽しさ」です。
若いころやバリバリと仕事をやっていたときはそれはそれで楽しかったけれど、大人になって「自分」を手に入れたといってもいいかもしれません。
楽しいことではないけれど、高齢な親を見ることで年を取ることをより考えるようになったし、「残りの人生」(私は余命宣告された経験あり)を考えることで生き方がより濃密になるような気もします。
といいつつ、疲れたら休むし、眠りたいときにはごろごろと寝ているのんべんだらりとした生活も手に入れた。
大人になることはそれなりに面白いことがあるように思います。