「お金は汚いものではない」という考え方がありますが、私は「汚い」と思います。
アメリカでは年収7万5000ドル、日本では年収800万円を超えると幸福度はほとんど上昇しなくなるというコラムがありましたが、汚いからこそ、きれいに使わなくてはいけません。これを浄財というんですね。

 

お金の使い方について「幸せをお金で買う 5つの授業」という本があります。
幸せになる「ハッピーマネー」とはどんな使い方か。

  1. 経験を買う
  2. ご褒美にする
  3. 時間を買う
  4. 先に支払って、あとで消費する
  5. 他人に投資する

こちらに要約があります。

 

「そんな余裕がない」という人がいますが(私の母がそういうタイプです)、余裕の問題ではなく、心がけの問題なのです。

金額の大小ではなく、「いつ、だれに、どう使うか」ということ。

使うことでお金が動き、大きくなって戻ってきます。

 

よく「無駄づかいをしてはいけない」「節約しなくてはいけない」という人がいますが、無駄づかいや浪費は誰かのためになるお金の使い方であって、悪いことではないのです。
使わずにため込むほうがずっとよくないことです。

 

将棋界で活躍する羽生善治さんは億単位の寄付をしていたことが報じられています。

庶民はそんなにダイナミックなことはできませんが、まずはなるべく「古本を買わない」というところから始めてみてはどうでしょうか。