さて今日は、ご近所のおばさまがた(みなさん80歳後半?)がいらして、

みんなで柏餅を作るということになりました。

私は食べる専門のつもりでいたのですが、戦力の一部に・・・

 

柏餅の作り方(十二所式)

 

1.ヨモギを摘みます。
  若いヨモギの芽。私が摘んだのは育ちすぎました!!!
 「こんなのはダメだよ~」と指導が入ります。

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2.茹でます
  汚れや茎をとって、茹でます。
  ここで冷凍保存。

 

3.すり鉢でヨモギを擦ります。
  解凍したヨモギをすり鉢に入れ、すりこ木でごりごりごりごりごり・・・
  途中嫌になって、フードプロセッサを使ってみましたが、なんのやくにもたたず・・・
  なめらかになるまで1時間以上するべし~ マジか!?

 

4.上新粉を練って、蒸かすこと20分!

  この作業は担当しませんでした。

 

5.蒸かしあがった餅の半量をヨモギに投入(残りは白い餅に)
  ヨモギのねりねりしたものに、あつあつの餅を入れて、すりこ木でたたきます。

  その後、手で練ります。

  昔は杵でやったのだとか。

  その分、力を入れて、しっかり練ります。

 

6.餅を楕円形に成型。あんこをつめて、半月型にまとめます。

  *あんこは、おばさまリーダーが前日に作っておいてくれたもの。
  一昼夜(24時間)小豆を水に浸したあと、煮こぼすのは1回だけ。

  ことことと煮て、やわらかくなったら砂糖を入れます。

  アクは浮いてきたものをすくうくらい。

  「アクなんか、ポリフェノールなんだよっ!!!」

 

7.柏の葉でくるみます。

  ご近所の空き地にある柏の木から、葉っぱを数枚いただいてきたそうですが、

  メインとなる乾燥した柏の葉っぱは和菓子屋さんで購入してきてくださいました。(ありがたい)

 

5人が2時間かけて、数十個の柏餅を作りました。

 

途中、スパルタ的指導が要所要所にあり(笑)

 

「昔はお嫁さんはみんな、お姑さんに怒られながらやったものよ」

「うちのお姑さんはそりゃあ怖かったわよ。でも、昔はお嫁さんは口答えなんかできなかったから、それはそれはつらかったわよ」

 

おばさまがたの昔話を聞きながら、

「もっとしっかりやらなくちゃダメ」とか

「手を濡らしすぎてはダメ」「形はこう」「あんこの量はこのくらい」などなど、

しっかり指導していただきました。

(指導してもらっていたので、写真撮影する閑なし)

 

できあがりの柏餅は、うまいっ!!!

 

しかし、ちょっとした手違いで、

私はヨモギの柏餅を食べそこなってしまいました~(ぴえん<若者ふう)

せっかく作ったのに~

 

来年の春、また、こうして作ることができますように。