お正月のお供えのお餅の上に乗っているダイダイ。色が鮮やかで、ダイダイ色になったあとにまた緑色になっていくことなどから、長生きする縁起のよいものとして、お正月に飾られるのだとか。

本当にきれい!

でも、食べようとすると、皮が厚いし、酸っぱいし、はてさてどうしたものかという人も多いのでは?


そんな「ダイダイ」

三重県のみはま町の泉谷さんから届きました。



こんなにどうする?


とりあえず、ポン酢、作ります。


タネの多い柑橘類のカットは、

まず、横に切るのですが、

包丁を半分くらいで止めます。

で、

アボガドの要領で、ぐいっと回す。

すると、こんなふうになります。




これ、レモンとかもね、

こうやって半分に切るとタネが取れるんです。

切り方、簡単。


ダイダイは皮に渋みがあるので、

絞るときに皮まで絞らないためにひと手間。




こんなふうにむいておきます。

で、

手絞り。

スクイーザーとか使いたくなるけれど、

絞りすぎ厳禁。




絞りました。



 

タネもとれました。

タネは焼酎につけておくと化粧水になるらしいですが、やったことなし。(化粧水とかはメーカーでいいものがたくさんあるしね)

あと、タネにはペクチンが含まれているはずななで、ジャムやママレードを作るときに入れてもよいかも。


絞ったあとのものはカゴに並べて、乾燥させます。うちではファンヒーターを使っているので、ヒーターの前に置いておくだけでカラカラになります。

これはお風呂に入れます。




皮は水に晒しておきます。

明日、ママレードかピールにする、かも。

めんどくさくなったら、ヒーター前で乾燥させてお風呂用に。

ちなみに、お風呂に生のまま柑橘類を投げ込むと刺激成分があるので、乾燥させるほうがよいそうです。


さて、肝心のポン酢ですが、

ネットで調べたところ、

  絞り汁 1

      醤油  1.5

  みりん 0.5

  煮切り酒 0.2

      昆布、鰹節

というのがありました。

ふむふむ。


じゃ、蕎麦つゆで行こうか。

醤油にみりんに出汁、みんな入ってるしね。


と、冷蔵庫を開けたら、

夏の名残のそうめんつゆが!!!


よし、これだ。

ドボドボドボドボ

絞り汁とほぼ同量。


はい、出来上がりました!



数日置いたほうが味が落ちつくと思われます。

ちょっと舐めてみましたが、

なかなかいけます。